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<title>AskJohnふぁんくらぶ</title>
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<item rdf:about="http://ask-john.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/anime-a09f.html">
<title>ジョンが選ぶ医療ANIMEの傑作は？</title>
<link>http://ask-john.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/anime-a09f.html</link>
<description>質問 医療ドラマANIMEでジョンが傑作と思うのを挙げてもらえますか。</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;strong&gt;質問&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;医療ドラマANIMEでジョンが傑作と思うのを挙げてもらえますか。&lt;/p&gt;

&lt;iframe marginheight=&quot;0&quot; src=&quot;http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=askjohnfanclu-22&amp;amp;o=9&amp;amp;p=8&amp;amp;l=as1&amp;amp;asins=4778320948&amp;amp;fc1=000000&amp;amp;IS2=1&amp;amp;lt1=_blank&amp;amp;m=amazon&amp;amp;lc1=0000FF&amp;amp;bc1=000000&amp;amp;bg1=FFFFFF&amp;amp;f=ifr&quot; frameborder=&quot;0&quot; marginwidth=&quot;0&quot; scrolling=&quot;no&quot; style=&quot;WIDTH: 120px; HEIGHT: 240px&quot;&gt; &lt;/iframe&gt;&lt;iframe src=&quot;http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=askjohnfanclu-22&amp;o=9&amp;p=8&amp;l=as1&amp;asins=4897066972&amp;fc1=000000&amp;IS2=1&amp;lt1=_blank&amp;m=amazon&amp;lc1=0000FF&amp;bc1=000000&amp;bg1=FFFFFF&amp;f=ifr&quot; style=&quot;width:120px;height:240px;&quot; scrolling=&quot;no&quot; marginwidth=&quot;0&quot; marginheight=&quot;0&quot; frameborder=&quot;0&quot;&gt;&lt;/iframe&gt;
&lt;p&gt;&lt;strong&gt;回答&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;医療ドラマのANIMEといえば『ブラックジャック』の名を真っ先にあげるのが今や常識化しています。なぜなら医療もののANIMEは数自体が少ないからです。あの『BJ』に肩をならべられそうな他作品となると、2004年放映の『MONSTER』、それから現在放映中の『空中ブランコ』くらいです。『BJ』は、主人公の外科医が困難な手術、およそ前例がない手術、想定外の土地や状況での手術、影響力の大きい人物や組織による妨害のなかでの治療に挑むという直球の話です。『MONSTER』は実際ドラマとしてはとても優れているのですが、物語が医療テーマからあっさり離脱してサスペンス劇に突入してしまうのです。現在放映中の『空中ブランコ』は外科手術ではなく精神治療をむしろ主題にした物語です。確かな医学知識の裏打ちを感じさせる非常にユニークで毛色の変わった番組ではありますが、これまでのところ主人公の医者が患者を治療してみせるところをきちんと描いた話がありません。むしろこの医者の導きで患者が自力治癒（それもふとしたきっかけでそうなるケースも含まれる）のです。（考えてみればそれこそが精神科医の役目なのかもしれませんが）　とにかく『空中ブランコ』のつかみどころのなさは要約ではとうてい伝わらないほどです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;医者や医療テーマを扱ったANIMEならたくさん知っていますが、いろいろな理由で医療ドラマの傑作ANIMEと呼べるほどの作品はありません。『半分の月がのぼる空』の舞台は病院ですが、医療ドラマというよりは恋愛劇です。『ななこ解体新書』はこの題名に反して医学とは関係のない内容です。『老人Z』『パプリカ』『ほとり〜たださいわいを希う』それに『RAY THE ANIMATION』は医療ドラマというよりはSF劇と呼んだ方がよさそうです。（それから『RAY』は『BJ』と地続きの世界という設定ではありますがそんなに秀作ではありません）　『カフカ　田舎医者』は医者が主人公ですが治療の話はでてきません。コメディ劇『どっきりドクター』には学校医が出てくるものの彼が医療するところはほとんど描かれないままです。2000年放映の『陽だまりの樹』は医療ドラマというよりはサムライ時代劇と呼んだ方が正確です。映画『NAGASAKI　1945~アンゼラスの鐘』は観たことがないのですが、二次情報から察するに歴史劇というよりは医療ドラマのようです。『お元気クリニック』『ドクター秩父山』では主人公の医者が働いている姿がでてきますが、どちらもお間抜けエッチなお笑いものであり、テーマ性の高い医療ドラマではありません。ポルノANIMEで病院を舞台にした作品なら『夜勤病棟』『特別病棟』『連鎖病棟』『恥辱診察室』『肢体を洗う』『清純看護学院新人ナース』『淫辱』『奴隷介護』など山のようにあります。これらの作品すべてがろくでもない代物とはいいたくないのですが、医療ドラマの傑作とはおよそ呼べないと思います。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://www.animenation.net/blog/2009/11/18/ask-john-whats-the-best-medical-drama-anime/&quot;&gt;What’s the Best Medical Drama Anime?&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

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<dc:date>2009-11-18T13:27:00+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://ask-john.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/v520091117-051f.html">
<title>『テコンV』見てまいりましたｐａｒｔ5　（訳者のぶつやき2009年11月17日）</title>
<link>http://ask-john.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/v520091117-051f.html</link>
<description>『テコンV』上映に引き続いて行われた金（キム）監督のトーク（というか質疑応答）を...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;『テコンV』上映に引き続いて行われた金（キム）監督のトーク（というか質疑応答）をご紹介します。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ちなみに当日は&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・監督あいさつ＋『少年勇者ギルドン』上映＆監督トーク（&lt;a href=&quot;http://ask-john.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/v2009117-53a1.html&quot;&gt;part 1&lt;/a&gt;参照）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・質疑応答（&lt;a href=&quot;http://ask-john.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/v320091113-8b3c.html&quot;&gt;ｐａｒｔ3&lt;/a&gt;参照）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;（ここで場内入れ替え）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・監督あいさつ＋『テコンV』上映（&lt;a href=&quot;http://ask-john.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-1f84.html&quot;&gt;part 2&lt;/a&gt;参照）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・司会者との質疑応答（&lt;a href=&quot;http://ask-john.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/v420091116-b355.html&quot;&gt;ｐａｒｔ4&lt;/a&gt;参照）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・客席からの質疑応答&lt;span style=&quot;color: #ff0000;&quot;&gt;&lt;strong&gt;←本日のぶん&lt;/strong&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;（ここで&lt;del&gt;場内入れ替え&lt;/del&gt;休憩）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・両監督トーク＆質疑応答&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;の順で進みました。&lt;/p&gt;

&lt;iframe marginheight=&quot;0&quot; src=&quot;http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=askjohnfanclu-22&amp;amp;o=9&amp;amp;p=8&amp;amp;l=as1&amp;amp;asins=B00005S7A3&amp;amp;fc1=000000&amp;amp;IS2=1&amp;amp;lt1=_blank&amp;amp;m=amazon&amp;amp;lc1=0000FF&amp;amp;bc1=000000&amp;amp;bg1=FFFFFF&amp;amp;f=ifr&quot; frameborder=&quot;0&quot; marginwidth=&quot;0&quot; scrolling=&quot;no&quot; style=&quot;WIDTH: 120px; HEIGHT: 240px&quot;&gt; &lt;/iframe&gt;&lt;p&gt;客席からの活発な質問と回答が続きました。以下、箇条書きで。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;質問①　金監督は日本のテレビアニメ『黄金バット』『妖怪人間ベム』を作った第一動画の出身だそうですが、当時どんな仕事をされていましたか？&lt;/strong&gt;（注　『バット』と『ベム』は日本からの技術指導のもと韓国で下請け制作された。’65年の日韓基本条約の締結後、文化親善の狙いで企画された）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・『黄金バット』の制作はたしか’67年。（注　この年の4月に日本でお目見え）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・映画『孫悟空』（注　『善花公主と孫悟空』のことか？公開は’69年）の準備中、友人が『バット』に誘ってくれた。スカウトの形で移籍した。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・月給は8,000元から1万7,000元に増えた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・『バット』は3ヶ月半で辞めた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・日本製アニメは『白蛇伝』『少年猿飛佐助』を知っていた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;（注　通訳氏は『白蛇伝』とうまく訳せずまごつくが客席からフォローが入る。あと『佐助』を『魔法少年』と紹介。『佐助』の英語吹き替え版『Magic Boy』をさらに朝鮮語吹き替えした版が存在したか？）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・『バット』を降りたのは、日本のアニメは1秒わずか8枚の作画と分かって違和感を抱いたから。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・東映動画からOEM（制作下請け）の話もあった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・テゴン動画（注　漢字名を確認できず）は日本の下請けをやっていたが自分は断った&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;（ここで司会者が、日韓基本条約締結後に『バット』『ベム』が韓国で作られた事実を金監督に質問の形で確認）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;質問②　上映される国によって同じ映画でもウケるシーンが違ってきます。先ほどの『V』上映で本国と違う反応を感じましたか？&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・国によって反応するシーンが変わることはあると思う。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・だけど万国に共通するお話であるし情緒的な違いはないのでは、と思う。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;（ここで場内に軽い失笑）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;質問③　ぼくは『V』の大ファンで、この日のために奈良から来ました。『V』はソウルのどこで作りましたか？&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・光化門の交差点に靴屋があって、その裏口に事務所があった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・ちなみにその交差点には有名な将軍（注　李舜臣？）の銅像が立っている。『テコンV』の設定も彼の伝説の影響を受けている。&lt;br /&gt;（ここで司会者が、「ソウルを観光したことがある方なら分かる名所ですよ」と補足）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;質問④　子ども向け作品にしては悪役の衣装等が旧ソ連や北朝鮮を連想させます。以前、テコンVが竹島に押し寄せる日本軍を撃退するという国家主導のテレビキャンペーンがありましたが、今回の『V』も政治的メッセージが強すぎるように感じますが？&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・政治的メッセージを伝えようという意図が当時なかったわけではない。ただ今のような世界のグローバル化は当時想定していなかった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・今観て『V』に政治色があるとしたら、それは残念に思う。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・自分が受けた教育の影響もあって日本への反感が当時強くあり、それが無意識ににじみ出たのだろう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・ずっと鬱積した感情が『V』には表れて、そこが韓国内では共感された。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;質問⑤　『V』は軍事政権の時代に作られた映画ですが、そういう時代の空気がどのくらい影響していますか？&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;（注　’61年に朴正煕が軍事クーデターを起こし、その後軍籍を離れ大統領選にでて大統領に就任。彼の暗殺までの’63~’79年が朴正煕軍事政権時代と呼ばれている。ちなみに『V』は’76年公開）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・露骨に提示したつもりはない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・当時は反共映画『ドリー将軍』（注　原題未確認。秀吉とやりあった伝説の将軍、とは金監督）が作られるなど、反共の雰囲気が強かった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・反共教育も行われた。皆、自発的に反共の姿勢を取っていた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=147,height=200,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://ask-john.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/11/15/asao.jpg&quot;&gt;&lt;/a&gt;ここで司会者の男性（&lt;span style=&quot;color: #ff0000;&quot;&gt;18日補足&lt;/span&gt;　シネマコリア代表西村&lt;span face=&quot;ＭＳ ゴシック&quot;&gt;嘉夫&lt;/span&gt;）が「話が面白くなってきたところで残念ながら時間切れです」と宣言してお開きとなりました。でも、この後休憩をはさんで申、金両監督が壇上に揃うなか質疑応答が続きました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;次回の更新で一度AskJohnに戻ります。報告の続きは後日。&lt;/p&gt;

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<dc:date>2009-11-17T07:50:43+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://ask-john.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/v420091116-b355.html">
<title>『テコンV』見てまいりましたｐａｒｔ4　（訳者のぶつやき2009年11月16日）</title>
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<description>『テコンV』上映後に引き続いて行われた金青基（キム・チョンギ）監督のトークをご紹...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;『テコンV』上映後に引き続いて行われた金青基（キム・チョンギ）監督のトークをご紹介します。司会者は『ギルドン』のときの林緑子女史ではなく男の方です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;当日いただいたチラシには&lt;del&gt;浅尾典彦&lt;/del&gt;とありますね。竹熊健太郎氏を10歳若返らせてもうちょっと男前にした感じの方です。（検索したら&lt;a href=&quot;http://www.jttk.zaq.ne.jp/mujinto-2000/Asaoprofile.html&quot;&gt;プロフィールあり&lt;/a&gt;）『ギルドン』上映後にも会場の出入り口近辺でどなたかと英語で「あいむとぅーはっぴーとぅーしーゆー」と挨拶しつつ名刺交換をされていました。（本当はI’m &lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #ff0000;&quot;&gt;only&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt; too happy toでないと発話者の言わんとすることと反対の意になってしまうのですがそこは大目にみてあげましょう）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;(&lt;span style=&quot;color: #ff0000;&quot;&gt;18日訂正&lt;/span&gt;　『テコンV』上映後の監督トーク＆質疑応答の司会者は浅尾氏ではなくシネマコリア代表西村&lt;span face=&quot;ＭＳ ゴシック&quot;&gt;嘉夫）&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ちなみに当日は&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・『少年勇者ギルドン』上映＆監督トーク（&lt;a href=&quot;http://ask-john.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/v2009117-53a1.html&quot;&gt;part 1&lt;/a&gt;参照）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・質疑応答←（&lt;a href=&quot;http://ask-john.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/v320091113-8b3c.html&quot;&gt;ｐａｒｔ3&lt;/a&gt;参照）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;（ここで場内入れ替え）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・『テコンV』上映＆監督トーク（&lt;a href=&quot;http://ask-john.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-1f84.html&quot;&gt;part 2&lt;/a&gt;参照）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・司会者との質疑応答　&lt;span style=&quot;color: #ff0000;&quot;&gt;&lt;strong&gt;←本日のぶん&lt;/strong&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・客席からの質疑応答&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;（ここで&lt;del&gt;場内入れ替え&lt;/del&gt;休憩）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・両監督トーク＆質疑応答&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;の順で進みました。&lt;/p&gt;

&lt;iframe marginheight=&quot;0&quot; src=&quot;http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=askjohnfanclu-22&amp;amp;o=9&amp;amp;p=8&amp;amp;l=as1&amp;amp;asins=B002G01EKC&amp;amp;fc1=000000&amp;amp;IS2=1&amp;amp;lt1=_blank&amp;amp;m=amazon&amp;amp;lc1=0000FF&amp;amp;bc1=000000&amp;amp;bg1=FFFFFF&amp;amp;f=ifr&quot; frameborder=&quot;0&quot; marginwidth=&quot;0&quot; scrolling=&quot;no&quot; style=&quot;WIDTH: 120px; HEIGHT: 240px&quot;&gt; &lt;/iframe&gt;&lt;p&gt;通訳を介してのやり取りなので申監督のときほどきびきびしたやり取りは望めませんでした。通訳さん（『テコンV』の字幕も担当した韓国人女性）の日本語はネイティブでしたが金監督は話し出すと2分はえんえんと続き、なかなか通訳さんが日本語にしてくれない（させてもらえない？）のがちょっと気になりました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=149,height=200,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://ask-john.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/11/14/kimcheonggi.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Kimcheonggi&quot; border=&quot;0&quot; alt=&quot;Kimcheonggi&quot; src=&quot;http://ask-john.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/11/14/kimcheonggi.jpg&quot; width=&quot;100&quot; height=&quot;134&quot; /&gt;&lt;/a&gt; &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;以下はこの司会者さんからの質問と金監督の回答を箇条書きでまとめたものです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;問①　主題歌を作ったのはどなたですか？&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・作曲者はミュージカルの編曲を手がけてきた人物。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・弦楽器より金管楽器を積極的に使った。子どもにも分かりやすいよう、インパクトがある派手な歌を作ってもらった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;質問②　主題歌を作ってもらうにあたって監督からはどんな注文を？&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・自分はディズニー映画が好きで、自分もああいうのをやってみたいと願っていた。子どもに受けてストーリーにあった主題歌をお願いした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・1967年に『ギルドン』が公開され、その後続編が二本作られた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・韓国で第一次アニメブームが起きた。ちょうどテレビの普及期。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・’70年代後半に映画産業が停滞。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・’76年封切りの『テコンV』は大当たりした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;質問③　当時の様子は？&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・『ギルドン』への反響は大きかった。なによりカラー作品だったから。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・だがアニメーション業界は当時インフラが弱かった。実験アニメは成功していたが。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・自省の念もこめて『テコンV』を制作した。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・それ以前には『西遊記』や『黄金鉄人』（注　前者は’69年公開の『善花公主と孫悟空』のことか？後者の『黄金鉄人アール』は’68年公開。ロボットが登場するアニメとしては韓国初といわれている）があった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・外国製作品をアフレコしての公開が多かった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・制作費がかかるので国産で作るのは困難だった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;質問④　どんな外国製アニメをご覧になっていましたか？&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・『トムとジェリー』やディズニーのシリーズもの&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・’60年代の末に『鉄腕アトム』がかかっていた。（注　韓国は日本製映画、テレビ番組の公開・放映を長く禁じていた。『アトム』は米国かどこかの作品として放送？）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;質問⑤　どんな気持ちで『テコンV』の制作に取りかかりましたか？&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・当時の韓国は経済力が弱く、アニメ業界もひ弱だった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・韓国国産の鉛筆は質が良くなかった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・日本のトンボ鉛筆を宝にして使っていた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・撮影用セルもなくて、X線写真を再利用してセルを作った。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・ポスターカラーも韓国国産は使い物にならなかった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・日本のポスターカラーを本当は輸入したかった。だが外貨（ドル）持ちだし規制が当時はあって輸入できなかった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・日本の『マジンガーZ』が白黒放映されブームになった。(注　’75年に韓国文化放送でお目見え)&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・それ以前にも国産でロボットが登場する『黄金鉄人アール』（上述）があった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・ロボットものには夢が必要。ロボット工学があれば、自分に博士号があればあんなことやこんなことができるかもしれない、という夢が大切。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・巨大ロボットものということで日本の『マジンガーZ』とよく較べられるが、『テコンV』には女性型アンドロイドを登場させたりと差別化を図った。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・『マジンガー』の社会的イメージが大きいので比較されてあれこれ言われるのには悔しさも感じる。自分の実力不足を自責することも。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・『マジンガー』との差別化を図るべく武器として格闘技テコンドーを取り入れた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=299,height=200,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://ask-john.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/11/14/ck2009tekon2.jpg&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=299,height=200,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://ask-john.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/11/14/ck2009tekon2_2.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Ck2009tekon2_2&quot; border=&quot;0&quot; alt=&quot;Ck2009tekon2_2&quot; src=&quot;http://ask-john.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/11/14/ck2009tekon2_2.jpg&quot; width=&quot;250&quot; height=&quot;167&quot; /&gt;&lt;/a&gt; &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;質問⑥　どこか哀しさを感じさせる悪役でした。製作総指揮の兪賢穆（ユ・ヒョンモク）からはどんなアドバイスを？&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;（注　兪賢穆は韓国映画界最高と称えられる巨匠監督。今年6月に86歳で逝去）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・彼は私の大先輩で師匠、大家。マーケティングでも協力していただいた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・ただアニメーションにはあまり詳しくない方だった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・作家主義をよく理解しておられた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・カン博士（注　例の巨大頭がい骨の禿げちんちくりん博士）についてだが、私自身良い人間として大きくなれたらと願ったものだが現実はそうはいかない。それでもどんな人間でも失わずに持っていられるものはある。いじめへの警鐘の念もこめて彼を造形した。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://ask-john.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/v520091117-051f.html&quot;&gt;この後客席との質疑応答&lt;/a&gt;が続きます。今度は客席から直接質問が許されました。いくつも上がる手。そして興味深い金監督の回答。どうかお楽しみに！&lt;/p&gt;

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<dc:date>2009-11-16T06:35:47+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://ask-john.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/v320091113-8b3c.html">
<title>『テコンV』見てまいりましたｐａｒｔ3　（訳者のぶつやき2009年11月13日）</title>
<link>http://ask-john.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/v320091113-8b3c.html</link>
<description>先日、名古屋で催された韓国アニメ上映会の報告を続けます。『ギルドン』『テコンV』...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;先日、名古屋で催された韓国アニメ上映会の報告を続けます。『ギルドン』『テコンV』上映後に各監督が壇上にあがって当時の思い出話をされたのは既に述べたとおりですが、その後さらに客席からの質疑応答が続きました。本日は『ギルドン』の申（シン）監督のを紹介します。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ちなみに当日は&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・『少年勇者ギルドン』上映＆監督トーク（&lt;a href=&quot;http://ask-john.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/v2009117-53a1.html&quot;&gt;part 1&lt;/a&gt;参照）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・質疑応答&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #ff0000;&quot;&gt;←今日のエントリはこれ&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;（ここで場内入れ替え）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・監督あいさつ＆『テコンV』上映（&lt;a href=&quot;http://ask-john.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-1f84.html&quot;&gt;part 2&lt;/a&gt;参照）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・質疑応答&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;（ここで&lt;del&gt;場内入れ替え&lt;/del&gt;休憩）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・両監督トーク＆質疑応答&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;の順で進みました。さらにこの後、希望者は懇談会（二次会かな？）に有料で参加できるという話でしたがこれは遠慮しました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;iframe marginheight=&quot;0&quot; src=&quot;http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=askjohnfanclu-22&amp;amp;o=9&amp;amp;p=8&amp;amp;l=as1&amp;amp;asins=B002BS02IO&amp;amp;fc1=000000&amp;amp;IS2=1&amp;amp;lt1=_blank&amp;amp;m=amazon&amp;amp;lc1=0000FF&amp;amp;bc1=000000&amp;amp;bg1=FFFFFF&amp;amp;f=ifr&quot; frameborder=&quot;0&quot; marginwidth=&quot;0&quot; scrolling=&quot;no&quot; style=&quot;WIDTH: 120px; HEIGHT: 240px&quot;&gt; &lt;/iframe&gt;&lt;p&gt;（&lt;a href=&quot;http://ask-john.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/v2009117-53a1.html&quot;&gt;part 1&lt;/a&gt;と&lt;a href=&quot;http://ask-john.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-1f84.html&quot;&gt;part 2&lt;/a&gt;から続く）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;客席からはこんな質問が&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;『ギルドン』上映会場入場の際にわたされたパンフのなかには質問を書き込む用紙もあって、質問者はそこに書き込むと係員が後に回収にまわって司会者が代わりに監督に訊いてくれる、というやり方でした。（筆記用具を持っていないひとはどうしろというのか？）私もさっそく書き込んだのですが各列をまわる係員の目にはとまらなかったらしく結局出しそびれてしまいました。もっとも他の方が同じ質問をされていましたが。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=149,height=200,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://ask-john.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/11/13/sindongheon.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Sindongheon&quot; border=&quot;0&quot; alt=&quot;Sindongheon&quot; src=&quot;http://ask-john.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/11/13/sindongheon.jpg&quot; width=&quot;100&quot; height=&quot;134&quot; /&gt;&lt;/a&gt; &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;質問①　どんな作品を参考にしましたか。&lt;/strong&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・参考にしたのはディズニー、それからジョン・ハラスの『アニマルファーム』（「動物農場」。申監督は原題で発音。場内各所から「あ～」と声があがる）。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・技術指南の書物なんて何もなかった。影をつけたのは『ギルドン』が韓国初。自分は天文学が好きで、その撮影技術（二重露光）を影の処理に応用した。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;質問②　日本に輸出されることについて当時どう思いましたか。&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・当時の韓国で一番大きい映画会社の判断による。自分は何も知らない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・長く幻の映画とされてきたが、47年目に日本で発見された。日本には感謝したい。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;質問③　どのくらいの労力をかけての制作でしたか？&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・人手も時間も足りなかった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・ただCFの制作を六年間行った経験はあった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・実質的原作は弟が描いていたまんが。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;質問④　今回の上映は日本語吹き替え版ですが、韓国オリジナル版とどこか違いますか？&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・尺が一時間六分だが、ほんとうは一時間十分あった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・数カットなぜか切られている。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;質問⑤　ギルドンの危機に、かつて父親を彼に救われた娘が馬で駆けていく場面。あれは原作にあるのですか？&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・実は原作のほうは読んだことがない。（ここで場内に笑い）　弟のまんがを元にした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・ひげもじゃの男がでてくるが、これも原作にはない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;質問⑥　親子のあり方や人の義を、ユーモアを交えながら劇中で訴えているように感じましたが、これは制作当時の時代背景と関係が？それとも今でも変わらない監督の理念ですか？&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・孔子は親孝行の大切さを語った。これはどの国でも重要。そのエッセンスを『ギルドン』には盛り込んだ。劇中に虎がでてきて、我が子を救ってくれたギルドンのために活躍する。ギルドンを離縁した父親が終盤に「どうか自分を父と呼んでくれ」と息子に語るのは人間の義を描くため。親孝行とかいろいろな事柄を強調したかった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・昨今のアニメは日韓ともに衝撃性、インパクトを売りにしすぎる。でもまんが映画で大切なのはギャグ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・よく犬畜生とかいうけど、韓国には「犬に三日餌をやると生涯恩を忘れない」という諺がある。恩返しをする犬のほうが人間より上なくらいだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;質問⑦　他の方のアニメではどんなのが好きですか？&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・『テコンV』の監督は自分より10歳若いし、後輩（の作品）にあれこれ口は挿まない主義。&lt;br /&gt;（質問意図が正しく伝わっていないと思ったか、司会者が「外国製だとどんなのがお好きですか？」と再度問いかける）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・ディズニー。あとエクスペリメンタル・アニメ(Experimental animation　実験アニメ)。カナダのThe National Film Board（国立映画制作庁）にいたノーマン・マクラレン（申監督は彼の生年まで正確に紹介。「1914年生まれだから今生きてたら95歳かな」）やオランダのパウル・ドリーセン。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・マクラレンにはカナダで会ったことがある。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・彼はフィルムに直接針で描いていく、つまりスクラッチを入れるやり方で（「シネカリグラフィ？」と司会者の女性がすかさず補足を入れるのに感心）作品を作ったこともある。とにかく金がないとこぼしていた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・『隣人』で（米国アカデミー最優秀アニメーション短編賞の）オスカーを取ったとき、マクラレンはインドにいて、「オスカーを獲ったぞ」との電話に「Who’s Oscar?」（オスカーって誰さ）と答えたという。その後舞台挨拶に立たされたときも照れてすぐ逃げてしまった。それを司会者は「He is scooter」（逃げ足が速い）とジョークにした。&lt;br /&gt;（ここで申監督、マイクを持ったまま壇上で立ちあがる。このまま最後まで立ち続ける）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・アニメは突飛さが大切。でも需要と供給の関係があってアニメ作りは難しい。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;質問⑧　申監督にとってアニメとは？&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・自分はソウル大の出身。物理が好きで、その後工科大（注　日本の理工学部に相当。ソウル大は現在、複数の単科大の集合体）で建築を専攻した。天文学も好きで、二重露光の技（注　アニメーションで影をつけるとき使う）も天文写真の経験で身につけた。パロマー天文台に三回行ったことがあって、あそこは1948年設立だが、隣に資料館があって展示室に天体写真がいっぱいある。そこで受けた説明によると、あの200インチ望遠鏡で確認した一番遠い星は20億光年先だという。そんな遠い星をどうやって見つけたのかというと、長時間露光撮影を行ったといわれた。翌日も同じ空を撮るのだと。もう哲学の域だと思った。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;質問⑨　今は何をされていますか？&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・今もばりばり働いている。クラシック音楽の批評もやっている。コンサートで解説も。金にはならないが老後を楽しんでいる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;（大拍手で閉会）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;余談&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;申監督は英語の名詞を口にされるときカタカナではなく英語式の発音をされるのがインテリな感じです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;司会の方は図書館司書みたいな雰囲気の、眼鏡をかけた小柄な女性でした。「はやしみどりこ」と冒頭で名乗っていたので検索で調べてみたところ「林緑子」ですね。申監督の炸裂トークに終盤でさりげなく、だけど的確なコメントをすかさず挿む（質問⑦の回答編を参照）のが印象的でした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;もうひと方、この上映会のレポートをネットにあげておられるので皆さん&lt;a href=&quot;http://www.kjclub.com/jp/exchange/theme/read.php?uid=3357&amp;amp;fid=3357&amp;amp;thread=1000000&amp;amp;idx=1&amp;amp;page=1&amp;amp;tname=exc_board_7&amp;amp;number=2704&quot;&gt;そちらもご覧ください&lt;/a&gt;。&lt;/p&gt;

&lt;iframe marginheight=&quot;0&quot; src=&quot;http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=askjohnfanclu-22&amp;amp;o=9&amp;amp;p=8&amp;amp;l=as1&amp;amp;asins=B00279AT80&amp;amp;fc1=000000&amp;amp;IS2=1&amp;amp;lt1=_blank&amp;amp;m=amazon&amp;amp;lc1=0000FF&amp;amp;bc1=000000&amp;amp;bg1=FFFFFF&amp;amp;f=ifr&quot; frameborder=&quot;0&quot; marginwidth=&quot;0&quot; scrolling=&quot;no&quot; style=&quot;WIDTH: 120px; HEIGHT: 240px&quot;&gt; &lt;/iframe&gt;

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<dc:date>2009-11-13T06:01:21+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://ask-john.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-1f84.html">
<title>『テコンV』見てまいりましたｐａｒｔ2　（訳者のぶつやき2009年11月9日）</title>
<link>http://ask-john.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-1f84.html</link>
<description>『ギルドン』監督のお話は前回で終わりではなく、さらに客席からの質問と回答のやり取...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;『ギルドン』監督のお話は前回で終わりではなく、さらに客席からの質問と回答のやり取りが続きました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;でもこの話は後日にまわします。以下は皆さんおまちかねの&lt;a href=&quot;http://cinemakorea.org/filmfes/&quot;&gt;『テコンＶ』の上映会&lt;/a&gt;報告です。&lt;/p&gt;

&lt;iframe marginwidth=&quot;0&quot; marginheight=&quot;0&quot; src=&quot;http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=askjohnfanclu-22&amp;amp;o=9&amp;amp;p=8&amp;amp;l=as1&amp;amp;asins=B00006ITST&amp;amp;fc1=000000&amp;amp;IS2=1&amp;amp;lt1=_blank&amp;amp;m=amazon&amp;amp;lc1=0000FF&amp;amp;bc1=000000&amp;amp;bg1=FFFFFF&amp;amp;f=ifr&quot; frameborder=&quot;0&quot; scrolling=&quot;no&quot; style=&quot;WIDTH: 120px; HEIGHT: 240px&quot;&gt; &lt;/iframe&gt;&lt;p&gt;入場は3時10分からでした。ロビーは『ギルドン』のときより心なしかひとが多いような気がしますが実際どうだったのでしょう。ちなみに申（シン）監督は屋外ロビーで年配のグループと名刺交換して日本語でジョークをとばしながらご機嫌に談笑しておられました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;『テコンＶ』（実際にフィルムと対面するに「テッコン」と発音しているようでした）上映前に金青基（キム・チョンギ）監督が壇上にあがられてご挨拶。この方は昭和16年生まれだから、宮崎駿監督と同世代ですね。ちなみに『ギルドン』のときと同じく会場の客席左側からビデオカメラによる撮影も行われていました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;金（キム）監督の上映前あいさつは&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;語ったことがらを箇条書きすると&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=149,height=200,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://ask-john.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/11/09/kimcheonggi.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Kimcheonggi&quot; height=&quot;180&quot; alt=&quot;Kimcheonggi&quot; src=&quot;http://ask-john.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/11/09/kimcheonggi.jpg&quot; width=&quot;130&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;WIDTH: 130px; HEIGHT: 180px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・『テコンＶ』公開から30年が経つ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・東京、大阪からも見てきてくださった方がいると聞いた。自分の国ではこういう上映会を開いても若い人が20人ぐらい来てくれる程度。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・だけど日本はこの層の厚さゆえに宮崎駿のような才能が生まれたのだろう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ここで司会者の方が通訳さんを紹介。韓国インデペンデント・アニメーション協会の事務局長も務めるチェ・ユジン&lt;span face=&quot;ＭＳ ゴシック&quot;&gt;という女性です。&lt;/span&gt;韓国映画の日本での紹介を過去にいろいろやってきたがアニメは今回が初、とのこと。ここで再び拍手が起きました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;これが噂の『テコンV』！(ネタばれ有り)&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;上映開始です。（ビデオカメラはここで作動停止）　まず驚いたのが音響！　このとき私は左寄りの前から二列目の席で、つまり正面壁面の左スピーカーのほぼ正面にいました。そこにキンキンの主題歌が大音量でかかるので初っ端から辟易。これから80分の拷問か、と心の中でため息をついたのは内緒です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=390,height=502,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://ask-john.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/11/09/taekwonv.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Taekwonv&quot; height=&quot;321&quot; alt=&quot;Taekwonv&quot; src=&quot;http://ask-john.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/11/09/taekwonv.jpg&quot; width=&quot;250&quot; border=&quot;0&quot; /&gt;&lt;/a&gt; &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;OPはどうやら本編の使いまわしのようでした。ミニスカ、金髪ポニーテール（ポスターだと茶髪に見えますがフィルムでは金寄りにみえました）で青い瞳のいかにも気の強そうなおねいさんが床に倒れてその衝撃で腕がもげるというカットが印象的。この子、ポスターにも悪役位置で映っていましたが、ははあアンドロイド美女でしたか。OPで早くもネタばらしです。余談ですが『ギルドン』は監督以下全員が漢字表記だったのに『V』のスタッフ表示はすべてハングル語です。場内から唐突に拍手が起きたので何事かと思ったら監督さんのクレジットが出ていたのですね。字幕はスクリーン右側なので気がつくのに数秒かかりました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;禿げ頭、髭の大柄でダンディな殿方が森のなかで鳥とたわむれています。主人公の兜甲児…じゃなくて名前忘れたけどとにかく主人公の青年のお父様のようです。この韓国兜くんはテコンドーの選手で、同じ年恰好の彼女がいます。あと弟とおぼしい足手まといの男の子がいます。（ポスターに映っているヤカン頭のキャラ）　世界選手権の準決勝で日本選手・池田と対戦（ここで場内失笑）し、「池田はたいしたことない。問題はアメリカの○○だ」と客席でつぶやく禿げのお父様の言うとおり、兜くんはアメリカ人選手と死闘を繰り広げます。足腰腕の動きがやたら凝っていますが、おそらく実写撮影して研究したのでしょう。どの程度ロトスコープ（実写撮影して線でなぞる）に頼ったのかは分かりません。人体の動きは正確に再現しているけど全体的に切れが悪いという印象です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=299,height=200,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://ask-john.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/11/09/ck2009tekon.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Ck2009tekon&quot; height=&quot;167&quot; alt=&quot;Ck2009tekon&quot; src=&quot;http://ask-john.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/11/09/ck2009tekon.jpg&quot; width=&quot;250&quot; border=&quot;0&quot; /&gt;&lt;/a&gt; &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;このダンディ禿げ博士の研究所にある日、さきほども触れたポニーテール美少女が現れます。父親を探しているとか。ここで禿げ博士の回想シーン。問題の方は禿げ博士の友人で同じく禿げですが超ちんちくりんで頭がい骨が異常に大きく、学会での発表でもうまく壇上にあがれず場内で失笑の連発。こうした自らの身体的劣等感が鬱積してついに巨大ロボットによる世界征服という邪心を抱き禿げ博士と決裂、とそういう曰く因縁です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;解説がだんだん嫌になってきました。要点だけ述べます。いきなり現れたこの美少女、実はちんちくりん博士の作ったアンドロイドでして、スパイとして禿げ博士の研究所にやってきたのですが兜くんに惚れてしまいます。（そして彼の彼女に嫉妬まるだし）　部下を使って禿げ博士が建造中の巨大ロボット・テコンVの設計図を入手。しかし部下の暴走で禿げ博士を殺してしまいます。かけつけた兜くんの腕の中で息絶える博士。「ああお父さん！」　場面、墓に切り替わる。（なぜか十字架。米国輸出を意識？）　彼女とそのお父さん（禿げ博士の親友でこれまた大科学者の弓博士、じゃなくて韓国名は忘れました）が一緒です。兜くん、お父様の残した巨大ロボット・テコンVに彼女とふたりでパイルダー・オン（ホバー飛行で頭のてっぺんに合体する）し、彼女のほうはさらにVの胴体部分まで座席ごと移動して機関士役です。弓博士が研究所から無線で指示。たあっ、とおっ！巨大ロボットのテコンドー動作が続きます。ハンドルをひっぱるだけでバック転する超高性能ロボです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=299,height=200,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://ask-john.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/11/09/ck2009tekon2.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Ck2009tekon2&quot; height=&quot;167&quot; alt=&quot;Ck2009tekon2&quot; src=&quot;http://ask-john.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/11/09/ck2009tekon2.jpg&quot; width=&quot;250&quot; border=&quot;0&quot; /&gt;&lt;/a&gt; &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;あとは予想通りの展開です。悪の大王（バビル二世のヨミ様をレナード・ニモイが扮した感じ）が繰り出す機械獣――という表記はなかったけど――三体とどこかの砂漠でテコンドー勝負。どうやら各機械獣には映画冒頭で対戦した各国のテコンドー選手が仕込まれているという設定です。（そういえば試合後に病院で療養しているアメリカ人選手を誘拐するシーンが先にありました）　たあっ、とおっ！　世界選手権のときに較べて数段落ちるアニメーション！使いまわし連発！例のキンキンの主題歌がかぶる！　弓教授は悪の大王さまの秘密基地にいつのまにか監禁されています。そこに美少女ロボが脱出路を記した小さな地図とレーザービームが出る愛用の西洋剣を博士にこっそりわたしてあげます。弓博士けっこう強くて、テコンドーで悪の手先たちをばたばた倒して脱出。砂漠に集合した多国籍軍にうまく合流しテコンVに声援を送ります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;最後に竜の巨大ロボとVが対決。定石どおり長身を生かしてVの胴体を締め付けるわけですが、竜ロボくん最後はブレストファイヤーか何かで（すいません細かいところを覚えていません）ばらばらに。中から悪の大王さまが出てくると、これが壊れて今度はなかから例のちんちくりん博士が出てきます。正義は勝つ！それから例のポニーテール美少女ロボですが、ばらばらになってしまうものの心を司る部品（ハートの形をしています）を弓教授がみつけて拾い上げます。「これがあれば蘇らせてやれるぞ」　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;以上で幕。あのキンキンの主題歌にのせて監督だれそれの表示がスクロールされて上映終了。熱い拍手とともに場内に明りがつきました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;疲れました。ご都合展開が続くので心の中で「おいおい」と何度も叫びたくなりましたがぐっとこらえました。なぜならこの手のご都合主義ってそもそも日本製のお家芸ですし、ここで笑うと自分たちに返ってくるような気がしたからです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;お話は『マジンガーZ』とは思ったほど似ていなくて意外でした。むしろ米国製テレビアニメのSFアクションものの匂いを感じます。二コマ作画（一秒12枚）らしいので日本製よりむしろ動きはなめらか、『ギルドン』とは較べるまでもない水準です。後で知ったのですが『テコン』はテレビ番組ではなく長編映画として作られた作品だそうです。主人公とその彼女がヘルメット（マッハ某に似ている）をかぶるとタツノコ顔になるのがいい感じです。とりわけこの兜くんの顔がアップになると目元に涙腺のへこみが確認できます。なぜここで場内に失笑が起きないんだろうと不思議なくらいでした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;砂漠での対戦なのに途中で舞台が火山に移り、ちんちくりん博士がぱかっと登場するのが『ギルドン』と同じく岩山の絶壁だったのが妙に気になりました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;この日の上映は2007年にデジタル・リマスターした版と聞いています。そのせいでしょう、色はすごく鮮やで青と緑の原色がさく裂。ただ、たまに赤みがかったカットが混じるのが不思議でした。リマスター漏れの地の色（というか赤色劣化）でしょうか。音響はステレオのように私の耳には聞こえました。公開当時は十中八九モノラルだったので、リマスター版で新たに処理したのだと思います。EDが黒字に白でスクロールだったのもリマスター版での補完でしょうか。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;このあと申（シン）監督のときと同じく質疑応答が続きますが、これも&lt;a href=&quot;http://ask-john.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/v420091116-b355.html&quot;&gt;後日ご報告&lt;/a&gt;します。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

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<dc:creator>CC</dc:creator>
<dc:date>2009-11-09T06:23:47+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://ask-john.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/v2009117-53a1.html">
<title>『テコンV』見てまいりましたｐａｒｔ1　（訳者のぶつやき2009年11月8日）</title>
<link>http://ask-john.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/v2009117-53a1.html</link>
<description>『テコンV』と聞いて即座に大笑いできるような通人が拙ブログの愛読者には少なくない...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;『テコンV』と聞いて即座に大笑いできるような通人が拙ブログの愛読者には少なくないと思います。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;皆さん、このブログで&lt;a href=&quot;http://ask-john.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/in-2009105-3e92.html&quot;&gt;以前「韓国アニメ上映会」の予告ページを紹介&lt;/a&gt;したのを覚えておられますか。会場は名古屋。当日はちょうど近くに滞在、それに前々日に招待券をもらったので、昨日行ってまいりました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;以下、ご報告です。&lt;/p&gt;

&lt;iframe marginheight=&quot;0&quot; src=&quot;http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=askjohnfanclu-22&amp;amp;o=9&amp;amp;p=8&amp;amp;l=as1&amp;amp;asins=B001CUUMFU&amp;amp;fc1=000000&amp;amp;IS2=1&amp;amp;lt1=_blank&amp;amp;m=amazon&amp;amp;lc1=0000FF&amp;amp;bc1=000000&amp;amp;bg1=FFFFFF&amp;amp;f=ifr&quot; frameborder=&quot;0&quot; marginwidth=&quot;0&quot; scrolling=&quot;no&quot; style=&quot;WIDTH: 120px; HEIGHT: 240px&quot;&gt; &lt;/iframe&gt;&lt;p&gt;会場は名古屋の通天閣ことテレビ塔からほど近い愛知芸術文化センター。そこの最上階にあるホールです。なんだか『2001年宇宙の旅』の宇宙ステーションみたいに白くて広いロビーと廊下ですが、12:40に入場が始まって会場に入ると、これまた壁も天井が真っ白しろ。だけど天井が緩やかなカーブ、およそ200席ぶんのいすが並べられ、その正面に壇があって黒い布にかこまれた映写幕という光景…なんだか公民館の催しみたいな雰囲気。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;この日の予定は、13:30から映画『少年勇者ギルドン』（70分）、15:00から『テコンV』（80分）。作品の上映後にはそれぞれの監督が壇にあがられて当時のお話をされました。総入れ替えなので『ギルドン』の後には一度出てロビーで再度入場券（1,500円）を買わなくてはいけません。私は招待客でしたがそれでも再度券をちぎってもらって『テコン』に臨みました。さらにその後、両作品の両監督がそろってのトーク＆質疑応答の席が設けられて、それにも出席。この会は無料でしたが出席者数はいすの総数の半分を切っている感じでした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=149,height=200,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://ask-john.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/11/08/sindongheon.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Sindongheon&quot; border=&quot;0&quot; alt=&quot;Sindongheon&quot; src=&quot;http://ask-john.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/11/08/sindongheon.jpg&quot; width=&quot;117&quot; height=&quot;154&quot; style=&quot;WIDTH: 117px; HEIGHT: 154px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;『ギルドン』から。上映前に申東憲（シン・ドンホン）監督が壇に立たれてご挨拶。「もう47年も前の作品なので今見るとちょっと照れるというか恥ずかしんだけど」と日本語で切り出し場内拍手。向かって右隣にいたかたはおそらく通訳（女性）さんですが出番なしでした。左隣には司会の女性です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;『ギルドン』はこんな映画&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;会場が暗くなって数秒の沈黙の後、上映幕に赤みがかった映像が。「監督　申東憲」と出た時に拍手が起きる。内容は…　うろ覚えですが順に説明すると、最初になにやら荒地（の背景美術）が映り、パン＆ズームに男性ナレーションが被さって前説を語る。（ちなみに数十年前に作られたとおぼしい日本語吹き替え版です）　今から400年ほど前の韓国の（「朝鮮」と言わないのがひっかかった）物語でどうのこうの…&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=300,height=199,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://ask-john.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/11/08/ck2009gildong2.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Ck2009gildong2&quot; border=&quot;0&quot; alt=&quot;Ck2009gildong2&quot; src=&quot;http://ask-john.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/11/08/ck2009gildong2.jpg&quot; width=&quot;250&quot; height=&quot;165&quot; /&gt;&lt;/a&gt; &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;とある地方の有力代官（吹き替えでは「じむかん」と呼んでいました。事務官？）の屋敷では彼の誕生日を祝う祝賀会が盛大に行われていて、きれいなおねいちゃんのチームが全員同じ顔と同じアクションですがフルアニメでひらひら踊っております。門になにやや怪しげな僧侶とも乞食ともつかぬ髭のおっさんが「事務官にお目通りいただきたい」と登場。門番がこれまた定石どおりのお間抜けコンビで、今日はめでたい日だ帰れ帰れと追い返そうとすると逆にこてんぱんにされてマンガちっくにのびてしまう。しょうがないので代官様がじきじきに面会。占い師と名乗るこの男、恐ろしいお告げをします。あなたの息子さんはいずれこの家に災いをもたらすから至急追い出すべし、と。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;この話を信じた代官様、息子を呼び出して「たった今から親子ではない」と宣言し家を去れと命じます。実は占い師はある女（代官の妾か何かでしょうか）とグルで、お金をもらってこの息子を家から追い出す計画だったのです。出立前夜、眠っている息子を小刀で殺害しようとするも当人に取り押さえられ計画を白状。ああこれで解決となっては映画にならないからこの息子（ギルドン）、母親に挨拶をして家を去ります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=300,height=199,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://ask-john.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/11/08/ck2009gildong.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Ck2009gildong&quot; border=&quot;0&quot; alt=&quot;Ck2009gildong&quot; src=&quot;http://ask-john.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/11/08/ck2009gildong.jpg&quot; width=&quot;250&quot; height=&quot;165&quot; /&gt;&lt;/a&gt; &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;後の話はロビンフッド英雄譚ですね。やることなすこと語ることすべてが優等生ヒーローなところ、『もののけ姫』のアシタカの系統。ある町でコソ泥のわんぱく少年（ヤンボーマンボー天気予報の男の子に似てなくもない）をこらしめると今度はそれを従者にして旅をします。とある土地で悪の大代官がのさばっていて、ある男が大代官さまのお屋敷の庭でむちうちの刑に処される寸前をギルドンが救出。大代官の手下どもがセルの繰り返しで何十人も襲いかかってくるのを、ギルドンがこれまたセルの繰り返しでちぎってはなげちぎってはなげの大奮戦。男を自宅に連れていくと、そこには父の帰りを待つ美しい娘。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;一方、ギルドンによって屋敷の木の枝に袋に詰められて吊るされていた悪代官を部下がなんとか助け降ろす、というか落とします。代官様ギルドンのしうちにカンカン。貴様らなんとかせい！と怒り狂うところで上映フィルムが切れて映写幕は真っ白に。声をたてずじっと待つ観客。やがて続きが映りますがまたしてもチョン。「しばらくお待ちください」のアナウンスとともに場内が一度明るくなりました。数分後「上映を再開します」の場内放送とともに再び会場は暗くなって上映開始。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;記憶も曖昧なので先を急ぎます。ギルドン、ある仙人さま（雲に乗ってすーっと岩山のあいだをすり抜けていく）の弟子を志願します。仙人の家で廊下磨きから終業開始。従者のわんぱく少年は「こんなことしてたって時間の無駄だ」と逃亡。ギルドンは残り、やがて仙人じきじきに剣術修行。「何年もの厳しい修行の末」とナレーションが入って遂に免許皆伝。里に下りるとわんぱく従者と例の男の家で再会。（何年も修行してたのにこの子はおんなじ姿）　仙人の知り合いであるある武術の一団（パルチザンかな？）と合流し、例の悪代官と対決。悪役はギルドンの両親を人質にしてしまいます。でも最後は勇気と行動力で大勝利。「おお息子よ！」「父上！」　例のおじょうさんも登場して大団円。なんだか『アリオン』みたいでした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;作画についてですが、うーんフルアニメーションなのにカクカクした感じがします。人物の決め絵（ポーズ）があって、その決め絵と決め絵のあいだはしっかり中割りしているのに決め絵にたどり着くとそこでぴたっと止まってしまうのです。でまた次の決め絵に移るあいだはフルアニメの中割りで、そこにたどりつくとぴたっと止まってしまう。これの繰り返しです。そのせいかとりわけチャンバラでもたもた感がします。うえでも少し触れましたが群衆シーンで同一セルの繰り返しがめだつのもご愛嬌。あと、なんというか岩山と絶壁がやたら出てくる印象です。朝鮮半島ってそういう土地だからでしょうか。光源がない洞穴のなかの大冒険の場面であまり画面が（つまり背景美術が）暗くないのは日本のアニメーションでも珍しくないから大目に見てあげなくてはいけませんが。洞窟内での白骨死体三体のダンスがいかにもセルの繰り返しでカクカク。（その背後に流れる音楽はアリラン？）　上映中、むしょうに日本の東映動画の初期長編を見返したくなりました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;下でも紹介する監督のトークによると、音声を先に録音して絵をつけたのだとか。そのせいでしょうか映像で見ると人物どうしの会話ややり取りにコンマ数秒ですが奇妙な間が随所に見受けられました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;申（シン）監督、吠える！&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;上映後、シン監督が拍手に迎えられて再登壇。写真でお見受けしたように眼鏡とベレー帽、そしてかすかに濁音が混じる闊達な日本語。後のトークで本人が語られたのですが手塚治虫先生とは仲が良かったそうです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;当時の制作裏話をいろいろお話くださいました。録音はしていないので以下、箇条書き。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・撮影用のセルは米空軍のフィルム（使用済みの払い下げ品？）を溶かして制作。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・『ギルドン』を作るために家も手放した&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・自分はもともとテレビ用コマーシャル（以下CFと略称）のアニメーションを作っていた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・自分は七人きょうだいの五人目。『ギルドン』の企画は末の弟（七人目のきょうだい。14年前に58歳で死去）が子ども向けの「少年日報」で連載していたまんがを元に企画。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・長編アニメーション作りはすべてが未経験。最初の2~3カ月はNGの連続で、制作中はスタッフ内で大げんかになったことも。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・43年前の作品です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・手塚さんとは仲が良かった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・彼は多芸でアコーディオンの名手だったが、自分もトランペット、クラリネット、マンドリンその他十種類の楽器ができた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・音声、音響、音楽が映像としっかりあっている（Audio Visual Synchronization）のは韓国初の試み。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・音声を先に録音して絵をそれに合わせた。「ラジオドラマのつもりで」と役者さんには指示。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・原作は400年前の古典。ハングル文字で書かれた第一号。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・これの作者も革命家で、逮捕されて首を切られた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・映画にでてくる主人公の従者の子どもは原作にはなく、弟の連載まんがにのみ登場。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・韓国では一月公開。一日で5,000人を動員したが15日間で旧暦正月となって二番館にまわされた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・この年の成績一位はある実写映画で三カ月の上映。『ギルドン』は堂々ニ位。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・ギャグは大切。近年の日本のアニメーションはインパクトの強さに傾き過ぎ。マンガ映画の基本はギャグにある。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・悪者がでてきてもどこか憎めない人物にした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・悪の一味が襲いかかって来ても丸太に引きつぶされて平らになってその後蘇る。こういうギャグが大事。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・マンガ映画には教育的ドラマも必要。そしてなんといってもギャグ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・AVSにはこだわった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・今のひとたちはいろいろな点で制作姿勢が甘い。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;（&lt;a href=&quot;http://ask-john.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-1f84.html&quot;&gt;続く&lt;/a&gt;）&lt;/p&gt;

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<item rdf:about="http://ask-john.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/animeop-ac05.html">
<title>日本のANIMEってOPはやたらできがいいけど？</title>
<link>http://ask-john.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/animeop-ac05.html</link>
<description>質問 ANIME番組はしばしばオープニング（OP）が本編より高品質作画に思えるん...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;strong&gt;質問&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ANIME番組はしばしばオープニング（OP）が本編より高品質作画に思えるんですが。なめらか作画、描き込み度の高さにくわえ、テレビやOVA作品というよりはまるで劇場用作品の水準です。&lt;/p&gt;

&lt;iframe marginheight=&quot;0&quot; src=&quot;http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=askjohnfanclu-22&amp;amp;o=9&amp;amp;p=8&amp;amp;l=as1&amp;amp;asins=B002GRX16A&amp;amp;fc1=000000&amp;amp;IS2=1&amp;amp;lt1=_blank&amp;amp;m=amazon&amp;amp;lc1=0000FF&amp;amp;bc1=000000&amp;amp;bg1=FFFFFF&amp;amp;f=ifr&quot; frameborder=&quot;0&quot; marginwidth=&quot;0&quot; scrolling=&quot;no&quot; style=&quot;WIDTH: 120px; HEIGHT: 240px&quot;&gt; &lt;/iframe&gt;

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&lt;p&gt;見ための良さ悪さはともかく、テレビANIMEのOPは本編より作画の質が高いのが普通です。それだけでなく、例えば『ヴァイスクロイツ』のようにOPが違う制作班によって作られていて毎週の本編とまるで別物にみえる番組も存在します。番組OPに労力をかけるのには大きな実際的理由がいくつもあります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;シリーズものだとOPは自己紹介もかねた名刺の役目を務めることが多々あります。OPは単に制作陣を紹介するにとどまらない、もっと重要な存在意義があって、視聴者の好奇心をつかんで作品全体のカラーをあらかじめ提示することで次回も観てみようという気にさせる任も担っています。ハイテンポでアクションてんこ盛りのOPなら熱い番組ですと売り込んでいるわけだし、穏やかでお茶目なOPなら甘い恋愛もの、しゃれた絵柄のOPなら他と毛色がちがう魅惑的で毎回目が離せないANIME、というわけです。もうひとつ指摘すると、OPは視聴者にその番組を紹介するためのプロモーション・ビデオ（PV）としても機能しています。第一印象は大切だと母は好んでいいました。多くの作品でOPはその番組の第一印象そのものなのです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;本編とは違ってOPは毎週必ず頭に置かれるぶん目立ちます。本編でも背景美術や動画部分が何度も再使用されることはありますが、たいていの視聴者はこの技をあまり気にとめないか、はなから気がつきません。例えば第二話の路上シーンが第四話で使いまわしされてもいちいち気がつかないのが普通です。こういうのは労力と時間を節約するための技であり、視聴者は見逃してしまいます。ですがOPなら数ヵ月、場合によっては数年にわたって毎週お目見えするわけで、たくさんの視聴者を前に何回も登場するのだから時間も費用も労力もたっぷりかけてうんとできをよくするのがいいわけです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://www.animenation.net/blog/2009/11/05/ask-john-why-are-opening-sequences-animated-so-well/&quot;&gt;Why Are Opening Sequences Animated So Well?&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

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<dc:date>2009-11-07T02:33:18+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://ask-john.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/seinen-452f.html">
<title>日本で「SEINEN」作品の定義って？</title>
<link>http://ask-john.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/seinen-452f.html</link>
<description>質問 「SEINEN」というジャンルを司るのは何です。それからSEINENジャン...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;strong&gt;質問&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「SEINEN」というジャンルを司るのは何です。それからSEINENジャンルを拡大させた作品例を。&lt;/p&gt;

&lt;iframe marginwidth=&quot;0&quot; marginheight=&quot;0&quot; src=&quot;http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=askjohnfanclu-22&amp;amp;o=9&amp;amp;p=8&amp;amp;l=as1&amp;amp;asins=4091809030&amp;amp;fc1=000000&amp;amp;IS2=1&amp;amp;lt1=_blank&amp;amp;m=amazon&amp;amp;lc1=0000FF&amp;amp;bc1=000000&amp;amp;bg1=FFFFFF&amp;amp;f=ifr&quot; frameborder=&quot;0&quot; scrolling=&quot;no&quot; style=&quot;WIDTH: 120px; HEIGHT: 240px&quot;&gt; &lt;/iframe&gt;

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&lt;p&gt;今回のご質問はおそらくきちんとは答えきれない、と最初に断っておきます。ANIMEについてならたっぷり知識があると自負している私ですがMANGAは専門外です。SEINENコミックスについてのこの質問に果たして自分がまともに答えられるのかどうか。もっともANIMEでのSEINEN系の実例を挙げる場合、『子連れ狼』『20世紀少年』等は重要作品ではあってもANIME化されていないことから対象外になるわけで、そこでMANGAとANIMEの両方から、それもANIMEのほうに軸足をおきながらSEINEN系の典型例を選んでいきます。それからもうひとつ断っておくと私の知識には限りがあるので、知名度抜群で代表的な作品例とあまり知られていないけれど歴史的位置づけは大きい作品との違いをここではあえて明確にせずにおきます。最後にもうひとつ断っておくと、「AskJohn」質問箱で私は常に自分自身の視点からの語りでしたが、今回はうんと限定された個人的知識に基づいての回答になります。完全無欠の回答をするよりは、むしろ読者の皆さんがあれこれ論じ合うきっかけになるようなご返事をしたいと思います。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;厳密な定義に拠るならば「SEINEN向け」とは基本的に大学生年齢以上の男子向け作品のことです。しばしば流血、暴力、性的刺激、政治、カウンターカルチャー志向なところが売りと思われがちですが、そういうのはSEINEN系の一部でしかありません。女の子向けに見えて実は成人男子向けのキュートな作品もあって、例えば『魔法少女猫たると』『魔法少女リリカルなのは』『ぽてまよ』それに最近のだと『あにゃまる探偵 キルミンずぅ』は見かけとは裏腹にSEINEN系です。あと穏やかで地味なのも多く、『ヨコハマ買い出し紀行』『びんちょうタン』『3月のライオン』『蟲師』『What&#39;s Michael?』等はSEINEN系です。反対に暴力描写炸裂であってもSEINENに分類されるとは限らなくて、例えば『ジョジョの奇妙な冒険』『北斗の拳』『スペースアドベンチャー　コブラ』を米国のファンは大人向けと考えがちですが、連載元は「少年ジャンプ」すなわち児童向けです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;少なくとも私にとってのSEINEN系の典型作品は、さいとうたかをの長寿アクション『ゴルゴ13』、小池一夫＆小島剛夕コンビの『子連れ狼』、大友克洋と士郎正宗のサーバーパンクの傑作『AKIRA』『攻殻機動隊』、藤島康介の恋愛コメディ『ああっ女神さまっ』、雁屋哲&amp;amp;花咲アキラの長寿シリーズ『美味しんぼ』、やまさき十三&amp;amp;北見けんいちの『釣りバカ日誌』あたりです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;旧来の枠を押し広げた作品を厳密に定義する行為は、SEINEN系とはこうだという決めつけを行うのと同じに思えます。『ベルセルク』『エルフェンリート』『GANTZ』『シグルイ』等は暴力、流血、セックスの描写を従来の枠を超えて押し広げた作品だといえます。これらがSEINEI系、とりわけANIMEのSEINEN系で新境地を開拓した作品であることに異を唱えるつもりはありません。ただこれがすべてと偏狭に締めくくってしまいたくないので、SEINENにMOEを導入してみせた『たると』『瓶詰妖精』、ゴスロリという分野をMANGAとANIMEに打ち立てるのに貢献した『ローゼンメイデン』も挙げておきます。正直なところもっとたくさん具体例を挙げたかったのですが、自分の知識の限界を痛感しております。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;[11月3日回答者追記]　萩原一至の『BASTARD!!』と高橋留美子の『めぞん一刻』はどちらも正式にはSEINENには分類されない、という記述を削除。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://www.animenation.net/blog/2009/11/03/ask-john-what-are-the-definitive-seinen-titles/&quot;&gt;What Are the Definitive Seinen Titles?&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #ff0000;&quot;&gt;注&lt;/span&gt;　先日のテコンV対面記（&lt;a href=&quot;http://ask-john.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-1f84.html&quot;&gt;ｐａｒｔ2&lt;/a&gt;）に事実誤認があると主催者側からメールでご指摘があったので訂正しました。①上映前の『Ｖ』監督あいさつを上映後のトークの一部として紹介してしまったのでさきほど順番を入れ替え。　②上映前のあいさつの際の通訳さんは李正子（リ・チョンジャ）氏ではなくチェ・ユジン&lt;span face=&quot;ＭＳ ゴシック&quot;&gt;氏。チェ女史は韓国インデペンデント・アニメーション協会の事務局長で、上映後の通訳を務められた李女史が『Ｖ』の字幕を作られた。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span face=&quot;ＭＳ ゴシック&quot;&gt;以上です。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

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<dc:date>2009-11-03T06:08:00+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://ask-john.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/anime-517f.html">
<title>ここ米国のテレビでかかるANIMEってなんでこう偏ってるの？</title>
<link>http://ask-john.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/anime-517f.html</link>
<description>質問 重々しさとアクションが売りの『攻殻機動隊』とか『デスノート』は普通のテレビ...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;strong&gt;質問&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;重々しさとアクションが売りの『攻殻機動隊』とか『デスノート』は普通のテレビでかかるのに、『ラブひな』や『らき☆すた』のようなコメディはさっぱりお目見えせず有料視聴しか正規手段がない現状をどう思いますか。&lt;/p&gt;&lt;iframe src=&quot;http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=askjohnfanclu-22&amp;o=9&amp;p=8&amp;l=as1&amp;asins=B000MGBOL6&amp;fc1=000000&amp;IS2=1&amp;lt1=_blank&amp;m=amazon&amp;lc1=0000FF&amp;bc1=000000&amp;bg1=FFFFFF&amp;f=ifr&quot; style=&quot;width:120px;height:240px;&quot; scrolling=&quot;no&quot; marginwidth=&quot;0&quot; marginheight=&quot;0&quot; frameborder=&quot;0&quot;&gt;&lt;/iframe&gt;
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&lt;p&gt;&lt;strong&gt;回答&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;どんなファンも現状が変わってくれたらいいなと願うものですが、テレビにどのANIMEをかけるかはファンの定めることではありません。とりわけ今日ではANIMEが放映される機会は減っており、重々しさやドラマ性、アクションが売りの番組がほとんどですが、それはこのジャンルなら確実に人気と視聴率が取れると認知されているからです。それに視聴者を魅了する潜在力が断トツに高いジャンルというのも大きな理由です。SHOUJOものだとテレビで人気を集めた例がありません。そもそもコメディや恋愛ものをあえてぶつけようという気概のある放送局があるかどうか。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ここ米国のテレビ放映網でANIMEを視聴する人間の数は、ファンのひとたちが想像するよりずっと少ないのが今の姿です。カートゥーン・ネットワーク局で一番視聴率が高かったANIMEでさえUS国産コメディ『ファミリーガイ』の再放送に較べれば視聴者数は四分の一です。現在放映中のANIMEの番組数を調べれば、その人気や視聴率はそこそこだと見当がつきます。ANIMEに本当に視聴者がたくさんついていれば、もっと放映されてしかるべきです。テレビ放映でANIMEを進んで追うような人間は層としてはごく薄いので、放映するとなればANIMEファンではないもっと広い層の人々や、ANIMEであるとか見聞きしたことがある作品というだけでは振り向いてくれない人々をきっちり振り向かせる可能性が高いANIMEが局側に選ばれがちです。熱心なファン寄りではない、幅広い層の視聴者の心をつかめるようなANIMEこそが放映されるとなると、その種類やジャンルはどうしても限られてくるわけです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「ANIME」の名に惹かれてその番組を積極的に視聴しようと思う人間はこの国では少数派であり、そうでない大多数の人々を釣るにはそれ相応の努力がいります。具体的にいうと視聴者側の関心に沿っているか、大衆が抱くANIMEの印象に合致したANIME番組を流すわけです。『アフロサムライ』『攻殻機動隊』『NARUTO』『BLEACH』なら緊迫感あふれるCOOLなアクションANIMEですし熱く娯楽性たっぷりです。『攻殻』『鋼の錬金術師』『ドラゴンボール』のようなかっこいいアクションものならANIMEにあまり関心がない大多数の視聴者にも楽しんでもらえます。この「かっこいい」という形容詞にかちんとくる方も多いでしょうが、現実問題としてUS国産で（アニメーション、実写を問わず）このレベルのアクションが堪能できる定時番組がいったい何本あるのでしょう。さらにいわせてもらうと、『デスノ』『MONSTER』『ガンダム00』『コードギアス』『カウボーイビバップ』『THEビッグオー』『攻殻』等は一筋縄ではいかないうえに心理ドラマとしても優れており、知性とおとなの雰囲気をにじませています。ひとを酔わせるドラマを堪能できるこうした番組はありがちなお子様向けテレビまんがとはおよそ別物であり、そのため「大のおとながテレビまんがを見るなんて」とためらうことなく視聴してくれる人間を比較的開拓しやすいのです。ANIMEを視聴者に媚びまくりの頭が悪いマニアックな娯楽と思い込んでいるこの国の大半の視聴者でも、COOLでおとなっぽいANIMEならそんなにためらいや抵抗感なく接してくれるのです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;質の高さや長所はともかく、『フルーツバスケット』『ラブひな』『涼宮ハルヒ』『らき☆すた』『エクセルサーガ』『あずまんが大王』『こどものおもちゃ』『藍より青し』等、他にもありますがこれらの番組はANIMEファンではない大多数の米国人の目には周りとの付き合いができないギーク向けの願望充足作品に映ってしまいます。以前『セーラームーン』がテレビでかかったときにはカルト人気作になりましたが、人気はあくまでカルトどまりでした。それ以後SHOUJOだと『おジャ魔女どれみ』『東京ミュウミュウ』『カードキャプターさくら』等がテレビにお目見えしては惨敗を帰しています。軽いノリでも『天地無用！』『アベノ橋魔法商店街』『魁!!クロマティ高校』『クレヨンしんちゃん』『OH! スーパーミルクチャン』等は大手放映網でもかかった実績がありますが、ANIMEの追っかけ層以外の視聴者のあいだで人気を博することはありませんでした。ANIME好きはコメディや恋愛ものを贔屓しがちなので、この類のANIMEには反応がよくごく普通の内容に思ってしまうのですが、そうでない大半の米国テレビ視聴者にとっては小学校を出た後もテレビまんがに向き合うマニアや変人が集う超マイナーな世界そのものです。テレビ局は視聴者を振り向かせずっとついてきてくれるような番組をこそ流したがります。ANIMEファンでない大多数のひとびと相手でもなんとかなじんでもらえそうなANIMEなら放映してもいけなくはない、と放映側の主張は一見正論ですが、要するに明確にOTAKU狙いのANIMEだととても相手にされないわけです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ファンはANIME文化にどっぷり浸かっているので忘れがちですが、この国では今なお外国由来の奇怪な代物と取られることが遥かに多いのです。それに『らき☆すた』や『ラブひな』の類はANIME好きにとってはごく普通の内容であっても実際には重度のANIME好きを当初から狙って作られた番組であって不特定多数層を想定した番組ではありません。この類の番組がテレビ放映を経由せずDVDで発売されたり近年だとネット配信にまわされたりするのは、こういう作品を本当に観たがるのは重度のファン層の中核を占める人々に限定されるからです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://www.animenation.net/blog/2009/10/30/ask-john-why-is-the-variety-of-anime-on-us-tv-so-limited/&quot;&gt;Why is the Variety of Anime on US TV so Limited?&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;&lt;iframe src=&quot;http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=askjohnfanclu-22&amp;o=9&amp;p=8&amp;l=as1&amp;asins=B0009E0P8Y&amp;fc1=000000&amp;IS2=1&amp;lt1=_blank&amp;m=amazon&amp;lc1=0000FF&amp;bc1=000000&amp;bg1=FFFFFF&amp;f=ifr&quot; style=&quot;width:120px;height:240px;&quot; scrolling=&quot;no&quot; marginwidth=&quot;0&quot; marginheight=&quot;0&quot; frameborder=&quot;0&quot;&gt;&lt;/iframe&gt;
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<dc:date>2009-10-30T04:37:00+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://ask-john.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/anime-efcf.html">
<title>日本のANIMEってすぐセックスが出てくるけど？</title>
<link>http://ask-john.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/anime-efcf.html</link>
<description>質問 旧作新作まとめて何本か視聴しました。『ドラゴンボール』『マクロス』『ロボテ...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;strong&gt;質問&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;旧作新作まとめて何本か視聴しました。『ドラゴンボール』『マクロス』『ロボテック』『BLEACH』『ワンピース』『バブルガムクライシス』『D-Gray Man』等です。それから友人から『スピードグラファー』『GANTZ』も勧められました。この二本を見て感じたのですが、アクション・ドラマ系と思った作品なのに性交描写が後に出てきて「わ、何だ？」とびっくりです。そこで以下二つ質問します。ああいうのはどう分類したらいいのか、それからこの二本は例外なんでしょうか。&lt;/p&gt;

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&lt;p&gt;頻度は長い年月で増減いろいろですが、裸の描写はANIMEでは’70年代の半ばまでには普通になっていました。ANIMEにおけるセックスやそれ絡みの話はずっと昔までさかのぼれて、1963年放映の初期テレビANIME『仙人部落』に行き当たります。これは日本で四番目の国産ANIME番組です。（『おとぎまんがカレンダー』『鉄腕アトム』『銀河少年隊』後に登場）　ただ性行為が露骨に描かれたテレビ作品の登場は比較的最近の傾向で、現在もけっして普通になっているわけではありません。ビデオANIMEでセックスを描いた作品は1984年からありますが、テレビ作品では今でもだいたい禁じ手扱いです。なぜならテレビはビデオ作品に較べて視聴者の数も層も大きく、広いからです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;1995年放映の『新世紀エヴァゲリオン』では画面には出ないもののセックス場面がありましたが、行為のあえぎ声だけ聞こえるという演出でした。当時そこまで露骨に描くとテレビANIMEの枠を踏み超えてしまうのと、なによりあの番組が児童の視聴する夕方枠での放映だったのが祟って問題の場面は大批難を受け、危うく放映中止になるところだったとまことしやかに言われています。『エヴァ』の制作元であるガイナックスは1998年放映の『彼氏彼女の事情』でもさらに大胆なことをしています。テレビ放映版はおとなしめでしたが、ビデオ発売版では第十八話でスチール映像八枚を使ったセックス描写があって独特の味をだしていました。さらにガイナックスは1999年にテレビ用作品でセックスを出したことがあります。「愛のあわあわアワー」枠の『おるちゅばんエビちゅ』には性交をおちょくり目線で描いていました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;2004年放映の『GANTZ』も従来の枠を踏み越えた野心作でした。フジの地上波で放映された問題の『GANTZ 〜the first stage〜』には裸体と暴力描写がありましたが、セックス表現はありません。暴力とセックス表現の多さと激烈さゆえにシリーズ後半の「Gantz ~The Second Stage~」はフジでは流れず、挑発的内容でも許容度が高い衛星放送のアニマックスでのお目見えでした。「The Second Stage」の第二話にはいけしゃあしゃあとしたセックスが出てきました。日本のテレビANIMEでどこまでなら許されるのかの新たな基準（あまり定着しないでいますが）を打ち立てた番組でした。『おるちゅばんエビちゅ』にセックス場面はあるもののグラフィカルな絵柄によるおちょくった描き方でしたが、『GANTZ』第十五話のは恐ろしく生々しい描写でした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;性交をもろに描くのは普通深夜枠での大人向けANIMEに限定されています。印象的な例外もあって、2004年3月にテレビにお目見えした『機動戦士ガンダムSEEDスペシャルエディション』がそうでした。かつて放映された第十五話に、直球描写ではないもののセックスとはっきり分かるカットがいくつか挿まれていました。もっとも性行為を画面に堂々と出すようなANIME番組となると『君が望む永遠』『Blue Gender』『ベルセルク』『最終兵器彼女』『スクールデイズ』『NANA』『シグルイ』『カイバ』『僕等がいた』『青い文学シリーズ』等いくつか思い出されますが、いずれも深夜やそれに近い時間帯での放映です。こうした番組はあらゆるジャンルにまたがって存在しており、SF、アクション、SHOUJO恋愛もの、異世界もの、歴史劇ほか色々です。『GANTZ』『スピードグラファー』には露骨なセックス描写があるとはいえ、それを基準に特定ジャンルとして括られることはありません。『スクールデイズ』のようにセックス場面でいっぱいの番組でも分類はやはりドラマ系です。アニメーションで「大人」向けの内容があるという考え方に慣れていない米国人は、正面からセックス表現があるANIMEは「普通」のANIMEとは明確に異なる別枠の特別ジャンルと自動的に思いこむことがありますが、実際はそうではないのです。その性格上、子どもの視聴者を想定していない深夜枠ANIMEは児童やティーン向けの番組より挑発的内容のものが多くなるのですが、ANIMEは米国における実写のテレビ番組と同じ位置に日本ではあると考えるべきです。米国の視聴者は昼メロやゴールデン枠の大人向け司法ドラマでセックスがらみの話があってもいちいち驚かないように、はっきりとセックスが絡むものの裸体は描かれずあくまでセックスは正面からは描かれないANIMEと遭遇しても、米国人が自国製の普通のテレビ番組でセックスが物語に絡んできてもめくじらをたてないのと同じ理屈で接するべきです。ここでいう「セックス」とは、物語の根幹に自然と絡んで出てきたり雰囲気をだすための演出だったりする例を指します。普通のANIMEではセックスが出てきてもひたすら従属／支配的だったりとんでもなくエロチックだったりすることはありません。それはポルノビデオANIMEの管轄です。ときにはセックス描写があっても、それは人間にとってそれもまた生の一部だからであり、そしてANIMEは人間を映像で物語るのをよしとする表現なのです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://www.animenation.net/blog/2009/10/28/ask-john-how-common-is-sex-in-anime/&quot;&gt;How Common is Sex in Anime?&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

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