全文掲載! 続きを原作MANGAから作ればいいのに頭から再ANIME化する日本って何なの?
質問
日本のANIME制作会社はMANGAを原作にテレビシリーズを作ってもその続編は作りたがらないみたいですね。続編が作れるところまで原作は話があるのに。皆『ベルセルク』の新作ANIMEが観たいのに、今度登場するのはすでにANIME化された話の再映画化です。話が後半になると暴力的すぎて放映枠が買いにくいからでしょうか。『北斗の拳』や『聖闘士星矢』ですら続きが作られたのに。(二十年以上も経ってからですが) あと、同じ疑問が『ハンター×ハンター』についてもいえます。OVA市場が業界側の期待するほど金にならず、興味を持ってくれそうな層が既に旧作を買ってしまっているとしてもヒットの実績がある作品に固執したほうがさしあたって安くあがるからってことでしょうか。それとも『ヘルシング アルティミット』がヒットしなかったことをうけて、ANIMEの制作会社は原作の続きぶんにはあえて手を出したがらないのか。
回答
日本のANIME業界の経営側のひとたちの狙いや考えをあれこれ推測する立場にはない人間ですが、現状をふまえて思索することで想像はできると思います。ここ米国のOTAKUが日本に比べて旧作を長く記憶にとどめる傾向がある、と断定するのは悪意あってではないことをどうかご理解ください。ただ以前に比べるとその傾向の差もゆっくり薄れているのですが。日本にいると三か月周期で十数本かそれ以上の新作が拝めます。どんどん登場するゲーム、MANGA、それにラノベの新作を前に、日本のファンはどうしても今とこれからに目が向いてしまいます。あまり印象に残らないそこそこ人気のANIMEは新番組の攻勢のなか、急速に忘れられていきます。秀作で人気も高い作品でさえ、新作ラッシュに押されてどうしても人々の関心は薄れがちです。最新作の山に圧倒されながらも今日の米国ANIMEファンは一年、二年、場合によってはそれより前の人気作を忘れず好きでい続ける傾向が強く、それだけ腰もすわっているといえます。そういうわけでこの国のANIMEファンは新作に目がくらんで旧作を忘れたり顧みなくなったりしないので、何か月、何年も前に終わった作品の続編でも抵抗がなく、続きをじっと待つ度量があるわけです。
もっともここ米国でさえOTAKUはANIMEへの接し方がどうしても日本と差がなくなりつつあります。『WHITE ALBUM』『アスラクライン』『宙のまにまに』『戦う司書 The Book of Bantorra』等、放映終了から二年も経過していない作品でもきちんと覚えているひとがこの国に今何人いるでしょうか。この国のANIMEファンは今度始まる『ラストエグザイル―銀翼のファム―』を心待ちにしているようですが、日本ではそこそこの期待しかかけられていないようです。なにしろ日本のファンは旧シリーズを覚えていないか、観たことがないひとのほうが圧倒的に多いからです。
日本のANIME業界の回転速度の速さを考えるに、『ヘルシング』のOVAや今度放映が始まる『ハンター×ハンター』や『ベルセルク』映画三部作のように一度ANIME化された作品を再製作するとなると旧シリーズが完結したところから再開するよりは一から作り直すしかありません。なぜなら今の観客・視聴者が何年か前のANIMEの基本設定をわきまえていると期待して新作は作れないからです。もう一点指摘すると、先月DCコミックスから現在連載中の全作品の物語設定を一度ゼロに戻して話を再始動させると公表があったように、ずっとついてきてくれた少数のファンに支持されるよりは、新たに物語を進めたほうが新規のファンの関心をつかみやすいのです。とりわけ既存のファンのかなりがすでに他の新作に関心を移しているような場合はそうです。
続編や同じ物語世界でのストーリーを綴る、つまり『ハンター×ハンター』の物語が「グリードアイランド」の後に始まったり、『ベルセルク』が「蝕」時代の話から本格的に始まったりするやり方だと以前からのファンは大いにわくわくしてくれるでしょうが、物語の発端から改めて始めたほうが以前からのファンにくわえ新規の観客・視聴者をつかむ可能性が高くなります。それに完全新作なら『イカ娘』『とある魔術の禁書目録』『バカとテストと召喚獣』のように続編がすぐに出せる作品でのヒットが望めるし、市場開拓、商品化、多メディア進出で新規開拓も望めます。
続編ものはときどき拝めます。『逆境無頼カイジ 破戒録篇』『夏目友人帳 参』あたりは、新規再スタートではなく原作MANGAの連載がさらに進んだぶんが続編として何年か間をおいて再ANIME化された例として思い出されます。ですがこれらの実例より再始動のほうが数としては多いのです。OAD(単行本の付録として売り出すDVD)は従来のOVAにとって代わる勢いですが、ほんとうにOADが’80年代のOVA並みに客がついて利益が出ているのなら、今よりもっとたくさんの点数が発売されてOVA界がもっと活気づいていると思います。日本での現在の作品傾向と点数それにファンの側の勢いを考えるに、再始動パターンのほうが一年以上前に完結した物語の続きを作るよりも成功可能性それに投資面でもずっと勝っているのだと思います。
Why Reboot Instead of Continuing Manga Adaptations?
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コメント
SDの商品価値が無くなってるから
HD化しておきたいんだな。
投稿: | 2012年2月13日 (月) 06時59分
アニメという媒体の限界だろうね。もはや絵だけでごまかすことは
出来なくなった。創造性という観点からも漫画も文学には到底勝てない
ことがこれで分かったのでは?
投稿: | 2012年2月13日 (月) 08時20分
漫画が文学に勝てないのなら、文学も漫画には勝てないよ。
いつ気づくのかな?
投稿: | 2012年2月13日 (月) 10時21分
一回目にアニメ化した時に原作が連載中でアニメが原作を追い越した時点でオリジナル展開になるからだろ
だから原作が修了して再アニメ化するにはもう一回最初から仕切り直しになったりする
ハガレンはそういうパターン
あとテレビだと規制がキツイから比較的自由がきくOAVで出すっていうときも最初からやり直しになるし
原作者がテレビアニメ版を認めないって場合も一からやり直すことになる
投稿: | 2012年2月13日 (月) 11時02分
コメントにコメントするような※3みたいな行為は完全なルール違反ですね。
投稿: | 2012年2月13日 (月) 11時05分
ハリウッドでも同じでは?
何回、スパイダーマンとバットマンを
作り直すんだって話だろ
投稿: | 2012年2月13日 (月) 14時36分
文学()が一番優れてるとか本気で思ってるの?
中二?
投稿: | 2012年2月13日 (月) 17時03分
[ヒント] 版権
前回と同じ版権元が続編を手がけるとは限らないし、アニメ化してからの商品展開の契約で過去の関係者に余計なライセンス料払うよりは一から作った方がいいだけの話。
そもそも・・、過去の多くのアニメの中には海外に権利買い叩かれたせいで、権利問題が複雑になり国内でもテレビ放映ができないものが多い。
「マクロス」なんかその最たるものだ。
また、そういう権利関係の訴訟までして続編を作るメリットが無い。
声優のイメージや、かつては安かった若手声優も今では破格のギャラになってて使えないこともある。
そもそも国内展開をまず基準にすれば妥当な所だ。
海外の金も払わずにファンサブ見てるような奴等のために製作してんじゃないんだよ?
国内でどう売れるかを論じなければいけないんじゃないのかい?
投稿: | 2012年2月13日 (月) 18時27分
版権うんぬんの話は眉唾。だってああいうのはたいてい有効期限が○年と区切られているから。
投稿: | 2012年2月13日 (月) 21時21分
アニメ製作側の改変&手抜きが原因だろ?
投稿: | 2012年2月14日 (火) 06時30分
話題性だけでは乗り切れないからな
上の文学性うんぬんは、視聴者側の想像力の
問題だろう。単純かつ明快、わかり易いが正義
投稿: | 2012年2月14日 (火) 20時49分
前提の萌えの意味がそもそも日本人認識とズレててズレた認識を元に話をするから何かトンデモな感じになったって感じ?
投稿: | 2012年2月14日 (火) 22時57分
マクロスなんてついこの前再放送してたがな(静岡だけどな)権利関係がごっちゃになってるのは北米市場だけだろ。したり顔で嘘書くな。
投稿: | 2012年2月14日 (火) 23時50分
OVAで出てるのをTV用に伸ばして作り直すのもあるな。
しかし、『聖闘士星矢』を「続き」と言えるんかね?キャラクターの絵が違うやん。
投稿: g.a | 2012年2月16日 (木) 14時11分
魔法陣グルグルとか銀魂は、珍しい対応ではあるかな
投稿: | 2012年2月17日 (金) 01時30分
ベルセルクに関しては、また黄金時代ってのは失策だったように思う。
投稿: | 2012年2月17日 (金) 02時23分
前のアニメ化は無かった事にして作り直して欲しい作品はあるけどな
「お~い!竜馬」とか「ブルーソネット」とかいろいろと‥
ハンタの今回のシリーズは必要なかったし、いくらなんでも出来が酷すぎ
投稿: | 2012年2月29日 (水) 23時31分