ジョンが選べ2011年度のANIMEベスト&ワースト!(その4)
質問
ジョンにとっての2011年度のベスト&ワーストANIMEは?それから2012年の一番の期待作は?
回答
(その3から続く)ピーエーワークスはその十周年をオリジナル企画のBISHOUJO成長物語『花咲くいろは』でうまく彩ってみせました。第一話はがたがた、その後数話は物語構成につまずきがいくつかあったものの、心惹かれるキャラクター重視のドラマとして心意気あふるる作品にじき進化していき、見た目の点でもだれずにその魅力を維持し続けました。動的活力と多様性に満ちた面々が互いに絡み合い、次第にその素顔をみせていくドラマ構成は実に見事です。主人公たちが互いに親しくなっていって、それから視聴者がそんな彼女らと時間を過ごしていくうちに、警戒心を解いていく彼女らの素顔がみえてきます。皆がどこか奇怪さと弱点をかかえているのです。それにだんだんと人間として落ち着きをみせていき、周りの人間を次第によく理解していくのと同時に自分自身についても認識を深めていき、それに合わせて彼女らのものの見方も変わっていくのです。
最後に『C THE MONEY OF SOUL AND POSSIBILITY CONTROL』に触れたいと思います。徹底して他と違う道をあえて選んだ作りが私の目を引きました。『C』については『デジモン』の基本形をおとな向けに翻案した以上ではないという批判もあるかもしれませんが、『デジモン』の血を感じさせる基本アイディアに、富とひきかえに生まれる責務をめぐる倫理哲学テーマ、外的な力によって徹底的に個々の人生に影響が及ぶという設定、内なる倫理のくびきをなにより優先すべきなのか外部権威によって定められた命令をとるべきかという葛藤劇が折り重なる大胆不敵な作りゆえに、この番組はANIMEが持つ躍動的創造性の見事な実例となっています。(その5に続く)
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コメント
Cが扱ってたテーマは2011年のアニメの中で最も重要かつ面白いものだったな。
2クール使って丁寧に描いてればまどマギ越えてたかも。
投稿: | 2012年2月 4日 (土) 16時15分