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2012年1月31日 (火)

『TOKYO TRIBE 2』がUSAにわたってこないのはなんで?(後編)

質問

『TOKYO TRIBE』のANIMEがさっぱり輸入されず、原作MANGAも廃盤になったままどの業者も手を出そうとしないのはなんでですか。アメコミ原作の『ブーンドックス』や日米共同企画の『アフロサムライ』は当たったことからわかるように、都会を題材にしたアクションANIMEの需要はあるわけです。となると『TOKYO TRIBE』だってもう一度日の目を見るにふさわしいはずです。何年か前にMTVが『TOKYO TRIBE』をアニメーション映画化するという話があって結局うやむやになってしまいましたが、あれで何か権利が押さえられているんでしょうか。

回答

前編から続く)『ブーンドックス』や『アフロサムライ』のように都市圏の黒人視聴者を狙ったアニメーション作品はこの国でしっかり人気を博しヒットになっています。もっともどっちも原作者がやはり黒人でした。『ブーンドックス』の作者アーロン・マックグルーダーはアフリカ系米国人、『アフロサムライ』は主役の声をサミュエル・L・ジャクスンが当て、共同製作者としても名を連ねています。『TOKYO TRIBES』はというと原作者は日本のMANGA家で、この作品には「SARU」と呼ばれるストリート・ギャング等の黒人文化的な設定がいくつもあります。日本の読者にとっては、自分たちをSARUすなわちサルと自称する黒人集団という設定は独創的だし黒人的センスに思えるのでしょうが、黒人キャラクターをサルと呼ぶような外国人がいたらここ米国では喧嘩を売っているに等しい行為です。実際、外国人の視点で描かれた黒人文化は、現代のわが国において読者には違和感を抱かれ、無神経であると取られる可能性があります。2006年放映の旧作は日本ではそっけない反応に終わり、日本国外ではほとんど不意打ちに近い作品でした。自分は最初の一話か二話分しか目を通しませんでした。なぜかというと、この番組を観て抱いた感情が、簡潔にことばにすると「不快」「馬鹿馬鹿しい」だったからです。日本ではヒットせず、米国のANIMEファンからはほぼ黙殺でした。となると日本から輸入される有力候補とはいいにくいわけです。もう一点指摘すると、この作品の内容を知っている業者なら、もしこの国で売り出したら世の怒りを買うまでには至らないとしても、順調にファンを集めて売れ行きもそれなりになるか、いろいろ叩かれ批判を受けるか、どっちも同じくらいありうるとわきまえていると思います。

『TOKYO TRIBE』は、米国のポップ・カルチャーの世界である種パターン化された黒人文化のイメージが日本でどう受容・理解されているのかが探れる非常に興味深い作品ともいえそうですが、この国の都市文化のいかにもなパターン化が外国でさらにねじ曲げて描かれている作品が果たして米国の消費者に迎えられるかどうか、自分には疑問なのです。『ブーンドックス』は米国の黒人文化を出自とした作者が黒人文化を題材にしているので黒人文化の正統的作品といえますし、『アフロサムライ』は、’70年代の黒人文化を題材にした映画が流行ったことがあってそのパターン化されたイメージをうまく使って今風にアレンジしたオマージュ的な作品です。『TOKYO TRIBE』は、現代米国文化を伝聞イメージをもとにして外国人の視点から批判的にアプローチした作品、と取られてしまう可能性大です。中東の宗教文化を題材にした空想物語を作ってティーン層に喧伝するという企画が仮にあるとしても、現実にその企画が通るとはまず考えられないのと同じで、『TOKYO TRIBE』を黒人都市文化をきちんと描いた正統派作品としてこの国のティーン視聴者に売り込もうとするのはあまり賢明ではないと業者側もわきまえているのではないか、と思います。

Why Hasn’t Tokyo Tribe 2 Reached America?

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コメント

そんな誰も知らないようなチーマー暴力賛美漫画は日本の恥なので輸出しなくて正解。

投稿: | 2012年1月31日 (火) 09時55分

前編のリンクが違うとこっぽい

投稿: | 2012年1月31日 (火) 12時15分

俺それ読んだけど、どうなんだろ。

第一に、単純に駄作なんだと思うが…?

第二に、距離が錯誤させる幻
つまり「外国のモノはカッコイイ」
「よく知らんモノは妄想を刺激するからありがてぇー」
みたいな文化差異に基づく「魅力」は
もう今後はムリだってことじゃないかと。

投稿: | 2012年2月 1日 (水) 02時14分

全くの頓珍漢回答だわ。
黒人文化的設定じゃなくて黒人文化を取り入れたチーマー、ストリートファッション。
元の連載誌はファッソン雑誌の「BOON」だぞ。EDにスチャダラ起用したり、要するにサブカルでも別の畑、オサレ層に憧れる田舎DQN向け、昔のBEBOPみたいなもん。
アニメ・漫画を主食とするオタへのアピールは、はなから想定してない。それをアニメ化して惨敗したのはまた別の責任という話。それをさらに北米展開するとか三太もびっくりだろw

つうか、アニメ以外は相変わらずダメダメだね。あれを黒人文化で「SARUと呼ばれると~」とかないわ。コンクリ事件や某宗教とかモチーフも明らかだしね。まだ駄作ですと言われるほうがまし。

投稿: | 2012年2月 1日 (水) 05時01分

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