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2009年1月 6日 (火)

’86年の劇場版『北斗の拳』のUS再お目見えを受けて思ったこと1(AskJohn番外編)

先日ディスコテク社から『北斗の拳』の劇場版(’86年日本公開)が再お目見えするという話をうけて、他にいくつもある米国未発売ながらも売り出す価値がある長編ANIMEの重要作品について論じてみようと思います。(ジョン)

続き

長編ANIMEは劇場用、OVAを問わず米国側業者にとっては積極的に手に入れたくなります。どうしてかというと続きものに比べて息長い人気を維持することが多いのと、全一巻で完結する長編作品のほうが消費者には買われやすいからです。長編映画ならどんなANIMEでも売れるわけではありません。この国のDVD市場に出たのはいいものの当たらなかった一巻完結の長編ANIMEは過去にいくつもあります。しかしながら『AKIRA』『吸血鬼ハンターD』『攻殻機動隊』『獣兵衛忍風帖』それにジブリ作品などの長編ANIMEのビデオは何年にもわたる人気商品です。理由はいくつもあります。長編映画は超大作として作られることが多くて、予算もたくさんついて制作陣も一流の才能が揃いやすいので品質の高いANIMEが生まれます。消費者側もDVDを一つ買えば済むので手を出しやすくなります。何巻も続く話だとそうはいきません。映画ならDVD一枚のなかに起承転結がきっちり織り込まれているので、一回買えばすべてが楽しめるわけです。

日本から米国に権利が買われていなかったり、買われていてもDVDが出ていなかったりする長編ANIMEは山のようにありますが、知名度が高い最有望株の作品なら大抵はもうDVDが出ています。でも、現在US国内で手に入らなくなっている作品についてはどうでしょうか。劇場版『北斗の拳』は文句なしに米国で出すに値する残り少ない掘り出し物です。あと『ロボットカーニバル』(’87年)と『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』(’84年)も米国での再発売が望まれる旧作長編ANIMEの筆頭です。

今この国のANIME業界は縮小期にあって、そのため優れた作品なのに市場から消えてしまった長編ANIMEがたくさんあります。たくさん売れる類の作品ではないとはいえ『銀河鉄道の夜』(’85年)や『火垂るの墓』(’88年)が廃盤のままなのはなんとも惜しい話です。ジェネオンから出た『とつぜん!猫の国 バニパルウィット』(’98年)は良作なのに反応がなく、米国では忘れられたままです。かつてライトスタッフ社からVHSカセットで発売されていた『地球へ…』は現在DVDで再発売されています。同社が手掛けていた『アイ・シティ』や『幻夢戦記レダ』もそうなってほしいと自分は思います。『アイ・シティ』(’86年日本公開)は’80年代中盤のANIMEならではのサイケ、奇想天外さ、ど派手な映像スタイルが炸裂する筆頭的作品です。『レダ』(’85年)は手描きによって驚くべき域に達したOVAとして’80年代ANIMEの良作のひとつに挙げられます。サンリオ制作の映画『シリウスの伝説』(’81年)と『妖精フローレンス』(’85年)の二本に懐かしさを覚えるファンも多いと思います。米国で再発売されるべき秀作なのにそうならないのは、優れた作品ではあっても今の消費者に広く受け入れられるような商品性に欠けるからです。最後にもう一つ、中身はたいしたことはないのですが映画『餓狼伝説』(’94年)にも触れておきます。ゲーム原作ものとしては今なお最良のANIMEです。ここずっと米国内ではDVDが手に入らなくなっています。

後編に続く)

What Anime Features Haven’t Been Licensed?

訳注 以前もこれと似た質問・回答があったと思いますが、訳した当人がよく思い出せないでいます。やはり「もくじ」が必要でしょうか皆さん。さしあたって「長編ANIME映画がここ米国であんまりDVD化されないようですが」と「廃盤ANIMEでまた米国発売してほしい作品は」をリンクしておきます。

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コメント

>映画『餓狼伝説』(’94年)
>ゲーム原作ものとしては今なお最良のANIMEです。

……まあ、ジョン個人の好みに文句を言うつもりはないが……。
知ってる人間は読んでてコケるとこだけど、もう知らない人の方が多いだろうな。駄作が多いゲーム原作ものとはいえ、「アレ」以上のものなら簡単に片手以上は上げられるような……。まあ、ジョン個人の好みに文句を言うつもりはないが……。
やっぱりオオバリの「日本乳~」ですか。

「愛おぼ」は商品性というより版権かなんかの問題だろうか。
ほか「銀鉄」「火垂る」以外は、時間に淘汰されてしまった、日本で言うとオタク第二世代くらいの懐古趣味でしかないタイトル群な気がする。


ブログは所詮日記なんでインデックスを作ってもどんどん下がって行ってしまうのが難ですね。例えば
一番上の記事を下がらないようにしてそこをindexの記事にする(欠点は、いつも一番上が最新記事にならない)、
誤訳御免さんとこみたいに一番上部に窓をつくってindexを入れる(窓は小さくて見づらい?)、
外部サイトにまとめを作るのが視認性としては一番いいですが、更新が面倒ですね。

投稿: | 2009年1月 7日 (水) 09時22分

画廊サイコ!
必殺技かっこよすぎ!
両腕を左右に伸ばしてグルグル大回転して突進するんだぜ(ねたばれ)
ようするに、じじいの必殺技をテリーにやらせたわけ。
(じじいのは亀仙人のMAXかめはめはみたいに巨大化マッチョするけど、さすがにそれはなし)
当時あのチョイスは衝ゲキですた
格ゲー原作としてはいまなおベストだとおもう。
アメ公むけにラブストーリーもついてるし。

投稿: 犬彦うがや | 2009年1月 7日 (水) 10時36分

「ロボットカーニバル」を高く評価している。


その一点で、喩えどんな妄言を繰りかえしたとしても、Johnを叩く気にはなれない私(笑

投稿: なにかとい(ry | 2009年1月 7日 (水) 12時00分

画廊は話自体はよかったけど声がな・・・
特にジョー東

投稿: | 2009年1月 7日 (水) 14時38分

ゲーム原作モノなら東映のAIR。それにしてもストレンジアは米国ではヒットしても良さそうなんだが

投稿: | 2009年1月 7日 (水) 14時55分

ゲーム原作というのは大雑把すぐる
ギャルゲ原作、格ゲ原作、任天堂系、スクエニ系、光栄族くらいの分類は必要だおね:D

投稿: 偏在するカマイタチ | 2009年1月 7日 (水) 15時40分

確か餓狼と同じ年にやったスト2の映画
あれがかなり好きだったな
羽賀ケンジのハマリ役w

投稿: | 2009年1月 8日 (木) 00時20分

餓狼伝説は声以外はあんま文句つける部分がないんだよなぁ・・・
字幕で見たり吹き替えで見てたりした場合、
あれは結構な良作に見えるんじゃなかろうか・・・

投稿: | 2009年1月 8日 (木) 01時52分

>ようするに、じじいの必殺技をテリーにやらせたわけ。

>声がな・・・特にジョー東

それは92年にTV放送されたTVスペシャル版で、ジョンの言ってる劇場映画は、94年にストリートファイターⅡの劇場版と同時上映された劇場版のほうだと思います。スーリヤとかいうオリジナルのオーバリヒロインがヒロイン役のやつ。

投稿: | 2009年1月 8日 (木) 08時02分

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