ジョンお勧めのSHOUJO系ANIMEの掘り出し物を(前編)
質問
SHOUJO系ANIMEでもっと高評価されていい作品といえば。
回答
SHOUJO系ANIMEの旧作古典について自分はあまり詳しくないほうなので、「ここ米国のANIMEファンのあいだで」という条件つきで具体的に作品を挙げていきたいと思います。
長くANIMEを視聴してきましたが、古典である『魔法使いサリー』(’66年)や『リボンの騎士』(’67年)から最新作『伯爵と妖精』『スキップ・ビート!』まで色々目を通してきました。『ふしぎ遊戯』『少女革命ウテナ』『ラブコン』『プリンセスチュチュ』『花より男子』等の才気あるSHOUJO作品もよく知っています。『ふしぎ星のふたご姫』や『ふたりはプリキュア』の第一・第二シリーズはお気に入りです。『コレクター・ユイ』『魔法のエンジェル スイートミント』『ミラクル少女リミットちゃん』といった比較的無名な番組もいくつか知っています。SHOUJO作品はここ米国では昔からそんなに大当たり作はなくて人気も高くはない(例外もありますが)、それでも熱心なSHOUJOファンはいることはいて、米国ANIMEファンのあいだでも一ジャンルとしてしっかり認知されています。ということはこの国のANIMEファンにSHOUJO系ANIMEのほとんどはきちんと認めてもらっていると私は考えます。SHOUJOの最良作の多くはそれ相応に評価されているわけです。米国であまり知られていないANIMEの多くは、もともと米国人の好みに沿わない内容なのです。ただ、それでもSHOUJO系ANIMEには今日の米国ANIMEファンに正当に認めてもらっていない作品が何本か存在します。
『キューティーハニーF』(’97年)は『セーラームーン』シリーズの後番組として始まった、対象視聴者も同じく女子児童を想定したANIMEでした。全39話に目を通したことがある方なら分かるでしょうが、あのシリーズの目玉は14話から22話にかけて登場するミスティーハニーとの絡みです。『F』シリーズ全体はごく温厚な物語でしたが、問題の9話分では葉月聖羅というハニーの「妹」出てきて物語の雰囲気が変わります。身体的強さとともに心に強い葛藤をかかえた敵役・ミスティーハニーに変身するのが彼女です。純粋で心やさしいハニーとは正反対にミスティーは意地悪さと嫉妬心と悪意むきだしの女性で、内なる疎外感と悲しみと恨みの心を暴力で吐き出すのです。あれは高いテンションで走っていく非常に印象的な話でしたが、悲しいことに米国のANIMEファンのほとんどは知らないのです。
’94年放映の『超くせになりそう』(全39話)はここ米国でも’90年代中ごろから後半にかけてそこそこ人気を集めました。ただ、少なくとも米国ではDVDの時代が来た後も再お目見えを果たせなかった作品です。アイドル歌手ものの『アイドル伝説えり子』『アイドル天使ようこそようこ』『ファンシーララ』と似通っていましたが、キュートでセンスあるドタバタな笑いが魅力のあの番組は、お間抜けとは一線を画すると思いました。革新的な内容ではなかったにせよ、非常に愉快で陽気で楽しめるSHOUJOでした。なのに米国のANIMEファンであれを覚えているひとはほとんどいないのです。
(後編に続く)
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コメント
海外サイトで「しゅごキャラ!」のなでしこの正体知ってガッカリしたり覚醒したりしてるオタがいるのを見て和んだ覚えが。
投稿: | 2008年11月15日 (土) 20時27分
まだマーマレードボーイとフルバに言及してないぞなもし
どきどき
投稿: 犬彦うがや | 2008年11月15日 (土) 20時34分
あ、掘り出し物なら出なくて当然か
ナースアンヘルとかぴちぴちぴっちとか?
ふるいか
光の伝説は…古すぎるし
いぬかみって絵柄は少女漫画ぽい
投稿: 犬彦うがや | 2008年11月15日 (土) 20時40分
ハニーFは確かに隠れた傑作よな
ミスティハニー編のすごさもあるが
終盤のベッドシーンとか
それ一発で妊娠してラストで子連れ大学生になってるとかすげえ
投稿: | 2008年11月16日 (日) 00時01分
案外北米には「はいからさんが通る」辺りは受けそうな題材だけど
EU圏はクリィミーマミが人気だと思った
投稿: | 2008年11月16日 (日) 01時50分
『姫ちゃんのリボン』『わたしとわたし ~ふたりのロッテ』『おちゃめなふたご』『とんでぶ~りん』あたりが挙がってないのが、ヌルいと思う。
投稿: | 2008年11月16日 (日) 03時03分
>『姫ちゃんのリボン』『わたしとわたし ~ふたりのロッテ』『おちゃめなふたご』『とんでぶ~りん』
それは、この質問の趣旨の「掘り出し物」じゃなくて、少女アニメの中ではメジャー中のメジャーだ。
つまり挙げるまでもなく普通に知っていて当然のレベル。
「掘り出し物」ってのは、あまり知られてないけど見てみると面白い作品。
投稿: | 2008年11月16日 (日) 08時21分
しかしこの質問は難しいだろ
少女アニメ、想像なんだがニュアンス的には
少女コミックのアニメ化作品ではなく、対象年齢が低めの少女向けアニメのような気がするので
だいたいそういう作品はゴールデンタイムで流れているか、日曜日の朝なんかに放送される事が多いので
メジャーな作品ばかりのような気がする。
実際、SHOUJO系ANIMEとはどういったジャンルを指す物なのか、いまいちわからん所なんだが。
主人公が少女なら向こうさん的には
SHOUJO系ANIMEになるんだろうか?
投稿: | 2008年11月16日 (日) 13時16分
>つまり挙げるまでもなく普通に知っていて当然のレベル。
日本ではなく北米の話だから、メジャー作以外は過去の名作もほとんど「掘り出し物」だろうし、ちょっとマヌケすぎるね。
まあ、向こうの状況や売れ筋の意識がまったくない日本人が作品を挙げるのも挙がった作品に意見するのも、完全に無意味な話ではあるが。
少しはこの記事が何で、自分が何をいってるか、考えてから書いたほうがいい意見が多いね。
投稿: | 2008年11月16日 (日) 13時18分
同感。そもそも名作だが、超メジャーというほどの作品ではないだろ。
投稿: | 2008年11月16日 (日) 18時06分
「超くせになりそう」そこそこ人気を集めてたんだw
これが当っていたら確かに掘り出し物だったな。
話は愉快だったんだけどね。
投稿: | 2008年11月16日 (日) 19時34分
掘り出し物ってとこが難しい質問だね。
個人的には『ナースエンジェルりりかSOS』『Cosmic Baton Girl コメットさん』『あずきちゃん』あたりを推したいとこだけど。
投稿: | 2008年11月16日 (日) 20時03分