« いいかげんにハーレムANIMEは絶滅してくれませんか | トップページ | 米国から出資して『ドラゴンボール』や『犬夜叉』のANIMEの続きを作ってもらうのは可能ですか »

2007年6月27日 (水)

今、日本で放映中の『ぼくらの』はポスト・エヴァンゲリオンだという噂ですが

質問

『ぼくらの』というTVシリーズがあると某フォーラムで知りました。『エヴァンゲリオン』系(感情に揺れ動く十代の少年少女が巨大メカに搭乗して生きるとは何かを探っていく)だという声がありました。聞いたことはありますか。どういう内容ですか。出来は良いですか。

回答

『ぼくらの』の原作は『なるたる』で知られる鬼頭莫宏(きとうもひろ)、ANIME版の制作はGONZOです。15人の小中学生が口車にのって巨大ロボットの操縦士に志願させられ、謎の敵ロボットと戦わされる話です。初戦の後、戦うごとに一人ずつ誰かが死ぬと気が付きます。敵に負けたり戦闘参加を拒否したりしたら世界は滅びるのです。

『ぼくらの』には『新世紀エヴァンゲリオン』と同じ基本設定が仕込まれています。巨大ロボットに乗って人類のために戦わされる十代の少年少女の物語です。でも、テーマ的には『エヴァ』とは正反対です。『ぼくらの』は実のところ『エヴァ』より『GANTZ』に近いように思います。

テーマ的に『エヴァ』は、自分が何者なのかを、社会における自分の役割は何かを発見するべく悪戦苦闘する若者の話でした。『ぼくらの』はというと『GANTZ』に似ています。自分のことしか考えない主人公たちが自己イメージを打ち崩されるような状況に置かれて自分自身を覆され惑う話です。

『エヴァ』が現代の日本人の互いへの疎遠さや実存的不安への批判だとすれば、『ぼくらの』は日本の若者にはびこる自己中心さや自己愛ぶりへの批判があります。この作品のテーマは、『ぼくらの』という題名からも伝わってくるように思えます。

『ぼくらの』は『エヴァ』とはまるで違います。『エヴァ』の最大の長所は、視聴者が感情移入できるようなリアルで魅惑的な内面表現がとことん追及されていた点です。むき出しの感情や精神的葛藤が描かれた『エヴァ』の登場人物たちに視聴者は感情移入できました。『ぼくらの』の登場人物たちの性格は視聴者にはなかなか掴みにくくて、描かれていても表面的だったり欠陥があったりすることが多いのです。

『ぼくらの』の15人の主人公達には作り手側の踏み込みが甘すぎるキャラが何人か混じっています。私は第9話まで視聴しました。各キャラの日常生活が回想やイラストの形で何度も描かれ、その自己愛的な生き様が伝わってくるのですが、その情緒面がしっかり描かれているのかというと極めて疑問です。

それからもう一つ、登場人物たちの生き様や自己イメージにしばしば矛盾、というか好意的に見てもあまり実在感がありません。コダマは社会的地位と権力についてややこしい哲学を内に抱いていますが、自分自身のエゴを満足させることを除いて何かをなす可能性を思いつきもしない少年にみえます。

カコは被害妄想にとらわれていますが、この作品は彼に被害意識を抱かせる原因となる出来事をまるで描いてくれません。チズは自分のことを親切で寛大と思っていますが、現実の彼女は自分自身の望みを果たすことしか興味がない少女です。ダイチは誠実で温厚、情があって、家族を大事にしたいと考えている少年として描かれますが、どうしてそう考えるのか、そこが掘り下げられないままです。

最後にもうひとつ、成人者である関と田中の二人が人のためにすすんで自分を捧げる姿に子どもたちが衝撃を受けうろたえているのは明白です。自己犠牲という発想はこの子たちにはまるで想像外なのです。

『エヴァ』には共感できるキャラクターとともに、よくわからない思想的哲学的命題をめぐる葛藤が描かれていました。『ぼくらの』では倫理がひとつ貫かれています。自己犠牲と人間の集団としての善性の覚醒が視聴者にはさりげなく、ときにはかなり露骨に突き出されます。『ぼくらの』第一話では原作者・鬼頭莫宏の露骨な説教癖(鬼頭は『なるたる』でもそうでした)がそのまま踏襲されています。

『ぼくらの』の主要キャラ達は最初から役割設定が明確に定められています。受身、戦闘的、虐待児童、責任感、臆病、権力意識、陽気といった明快な役柄が振り当てられているのです。各キャラにはそれぞれ色々な感情面が振り当てられているのが丸見えなので、作者のメッセージを伝達するための小道具に感じてしまいます。存在感のある立体的な人間像とは呼びがたいのです。

『エヴァンゲリオン』は各キャラそれに内的葛藤をどう解釈するか、どう把握するかは個々の視聴者に委ねられていたのですが、『ぼくらの』では自己犠牲テーマがしつこく繰り返されています。

『ぼくらの』では巨大ロボットを操縦する子ども達の感情面の葛藤が描かれていて、そこは『エヴァ』に似ています。ドラマ性と悲劇性の強いロボットANIMEが好きな向きには好まれる作品だと思います。『ぼくらの』には『GANTZ』のようなセックス表現、暴力表現こそありませんが、同じような濃度の高い風刺性があります。

『GANTZ』のような社会批評性をそなえたANIMEがまた見たいと考えているANIMEファンには『ぼくらの』はきっと味わい深いはずです。しかし、解釈や感情移入を個々の視聴者に委ねてくる『エヴァ』のようなANIMEを期待する向きには、『ぼくらの』はただもう気疲れする作品に映ると思います。

Is Bokurano a New Evangelion?

訳注 訳者は『ぼくらの』は未見なので今回の翻訳がどこまでジョンの真意に沿っているか自信がない。

それから新番組の宣伝を頼まれたので貼っておきます。

|

« いいかげんにハーレムANIMEは絶滅してくれませんか | トップページ | 米国から出資して『ドラゴンボール』や『犬夜叉』のANIMEの続きを作ってもらうのは可能ですか »

コメント

1getズサ━━━━⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡━━━━!!

投稿: | 2007年6月28日 (木) 18時43分

監督の激白はアメリカにも伝わっているのかな

投稿: ななしさん | 2007年6月28日 (木) 18時58分

水を得た魚のよう・・・・w
OTAKUの本領発揮ってカンジで微笑ましいざんす

わたしゃエヴァ見た当時は、怒り心頭で色々語ってたけど
もう「ぼくらの」じゃ1話見てめんどくせーってカンジで
今じゃ、何も考えないで済むらき☆すた見てますorz

投稿: | 2007年6月28日 (木) 18時58分

ぼくらの批判凄いなw

投稿: | 2007年6月28日 (木) 18時59分

ジョンの言う通り内面描写が未熟だが、
視聴者に丸投げのエヴァよりは全然おもしろい。

投稿: | 2007年6月28日 (木) 19時02分

とりあえずジョンには、「ぼくらの」の公式ルーツになってるジョージ秋山の「ザ・ムーン」を教えてあげたい。

投稿:   | 2007年6月28日 (木) 19時16分

まあ、エヴァと比較するのはちょっと厳しい。

[俺的評価]
エヴァ>>>>ぼくらの>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>GANTS

投稿: | 2007年6月28日 (木) 19時32分

↑間違えた
脳内訂正して:GANTS->GANTZ

投稿: | 2007年6月28日 (木) 19時33分

「なるたる」は苦手だったので、最初は視聴予定になかったのですが、観始めると、なかなどうして、いろんな意味で想像以上にクオリティが高いです(原作ファンには不満な人がいるようですが、原作は未読)。

ただ、なんつうか、キツイ。
カタルシスがほとんど無いので、観終わった後、消化し切れないカタマリのようなものが残ります。
よくできたアニメだと思うのですが、最後まで観れないかも知れない・・・。

投稿: さとー | 2007年6月28日 (木) 19時35分

今回と前回の「ぼくらの」良かったよ。友情とか家族愛とか、ちょっとほろりときた。ジョンがケチョンケチョンにけなすほど悪くないと思う。

投稿: | 2007年6月28日 (木) 19時41分

ジョンが言うように、この作者の作品は共感とか感情移入とかできない。昔から日本ではアニメや漫画のキャラが死ぬと、ファンが本物の人間が死んだかのように悲しんだりするけど、この人の作品ではキャラが死んでも悲しみがわいてこない。言い換えると共感できるような人間性が描けてないんだよな。
 なんでこんな人の作品が複数アニメ化されたんだろうね。まあ、駄作がないと傑作も傑作と分からないから比較用としてちょうどいいのかもしれないけど。

投稿: | 2007年6月28日 (木) 19時46分

おおむねジョンに同意だな

投稿: | 2007年6月28日 (木) 19時52分

トレーラー見た時は期待大だったんだけどねぇ。

投稿:   | 2007年6月28日 (木) 19時55分

俺も「ぼくらの」は見てないけど
ポスト・エヴァでないことはわかる
そもそも作品の内容だけで決まることでもないだろう

投稿: | 2007年6月28日 (木) 20時00分

森田blogの発言はanimesukiでも話題になってたな

投稿: | 2007年6月28日 (木) 20時14分

>この人の作品ではキャラが死んでも悲しみがわいてこない。

ぼくらのは観ていないんですが(初回見逃して気付いたらかなり話が進んでた…)、確かになるたるはそんな感じでしたね。なるたるを観た時に他のアニメと比べて何か違和感があったのはそれか。全体的に醒めた視点なので、登場人物が苦しい目に遭ってもあまり怒りがわいてこなかった。
でも、TVのニュースは対岸の火事で、級友が事故に遭っても現実感がわかない私のような自己中な人間には、あかの他人に強烈に感情移入させるような作品より、こっちの方が本当っぽかったです。
だから、なるたるに関しては駄作とは思っていません。

投稿: | 2007年6月28日 (木) 20時20分

アニメ版「ぼくらの」は監督の原作解釈の仕方と、GONZOのプロモーションの仕方が根本的に間違ってる・・・
原作通りならジョン様にももうちょっと評価してもらえたと思うが。

投稿: mik | 2007年6月28日 (木) 20時39分

>でも、TVのニュースは対岸の火事で・・・

それは「あばたもえくぼ」ってやつだな。観客を泣かせれば泣かせるほど素晴らしい作品だとは言わないが、観客が共感もできないキャラor物語しか描けないなら、そんなものは駄作でしかない。

投稿: | 2007年6月28日 (木) 21時07分

鬼頭えぐいから嫌いなんだよな~

投稿: saba | 2007年6月28日 (木) 21時40分

相変わらず、鰯の頭を崇めるように、エヴァを崇める人がいるな。
まあ、昔よりは減ったけど・・・

投稿: あ | 2007年6月28日 (木) 21時43分

原作ファンに罵倒されそうだが、正直アニメの方が見やすいwww

デキは遥かに堕ちてるが確実に視聴しやすくなってるとおもふ

投稿: | 2007年6月28日 (木) 21時46分

俺は原作しか知らないので、ジョンの作品解説に非常に違和感を持ったんだけど、今森田監督のブログを読んで、すべてを理解した。

投稿: peropepero | 2007年6月28日 (木) 22時50分

鬼頭は受け入れられないヤツには絶対に受け入れられないからな。
その意味でアニメ化には相応しくない作品であることは確か。
毒があればこその作品なのに、毒を抜かなきゃアニメ化できないなんて意味ないだろ。

投稿: | 2007年6月28日 (木) 23時04分

アニメに(と言わず物語全般に)とって、共感は必須命題か、という話になる予感。
ちなみにぼくらのは原作もアニメも未見だぜ。

投稿: | 2007年6月28日 (木) 23時18分

別に共感させる必要はないと思うがな

共感させたほうが一般的に売りやすい、理解されやすい
というあるかもしれんが
不快にさせる、後味が悪いという事を意図的に目指した
作品も多数あるだろ。

投稿: | 2007年6月28日 (木) 23時27分

>相変わらず、鰯の頭を崇めるように、エヴァを崇める人がいるな。まあ、昔よりは減ったけど・・・

私はエヴァすごく好きだよ。崇めてはいないけど。というか崇めてるものなど無いが。むしろやたらエヴァ扱き下ろす奴にうんざりするね。

投稿: | 2007年6月28日 (木) 23時40分

「ぼくらの」のOPについて、Johnの感想が聞きたいな

投稿: | 2007年6月28日 (木) 23時49分

あいまいな質問だとジョンに伝わらないんじゃないの。

どうして他の番組でなくて「ぼくらの」のOPについて
訊くのか、その理由も加えないと。

投稿: | 2007年6月28日 (木) 23時52分

>相変わらず、鰯の頭を崇めるように、エヴァを崇める人がいるな。まあ、昔よりは減ったけど・・・

放送当時からエヴァを崇めたつもりはないが、「ぼくらの」がポストエヴァでないのはジョンに同意する。

投稿:  U  | 2007年6月29日 (金) 00時03分

ジョン様、9話まで観たってことは結構気に入っているのですね

投稿: ぷりっ | 2007年6月29日 (金) 00時09分

原作は生命賛歌な内容だと感じたな

投稿: | 2007年6月29日 (金) 00時15分

>『ぼくらの』には『新世紀エヴァンゲリオン』と同じ基本設定が仕込まれています。巨大ロボットに乗って人類のために戦わされる十代の少年少女の物語です。

というか、ロボットモノって大体十代の少年少女が乗るだろう。
批判じゃなくてこういう所の文脈の違いを感じる。

投稿: | 2007年6月29日 (金) 00時28分

でも「ぼくらの」の監督やるのは大変な事だと思うわ
合わない人は徹底的に拒絶反応おこる作品だろうしな

投稿: | 2007年6月29日 (金) 00時44分

名作になる可能性のある作品だったが
GONZOが製作の時点で、TVコードに日和った糞になった。

投稿:   | 2007年6月29日 (金) 00時59分

「ぼくらの。」よりも「電脳コイル」のほうが好きだな。

投稿:   | 2007年6月29日 (金) 01時14分

原作は読んでない、アニメはjohnと同じくらいしか見てないが
各キャラの物語の連動性が薄くて、johnの言ってるように
同じシュチュエーションに対する各個性の短編集を見ている感じが強い。

各話自体は悪くないが、ひとつの作品としてみた場合に
バラバラな印象がある。

少なくともエヴァの方が面白い。

投稿: neko | 2007年6月29日 (金) 02時07分

まぁ、でもエヴァだってキャラクターに感情移入出来なかったけどな・・・


ところで、監督の激白って何?

投稿: | 2007年6月29日 (金) 02時47分

ポスト・エヴァという言い方なら、あながち間違ってないと思う。
映像的にはかなりかっこいい。重力を無視した巨大ロボットの表現とその作動音が気に入った。
ただし、一言で言えば鬱アニメ、視聴するのはかなり辛い。
ジョンの分析はかなり当たってると思うのだが、だからこそポスト・エヴァだろう。
2007年の日本なら、やはりこういうアニメになるんじゃないだろうか。それだけ状況が悪くなったんだろうね。

投稿: | 2007年6月29日 (金) 03時01分

Johnはセカイ系が嫌いっぽいな

投稿: | 2007年6月29日 (金) 03時02分

サイカノが好きって昔いってた

投稿: | 2007年6月29日 (金) 03時06分

エヴァはセカイ系だとして
ぼくらのはセカイ系をもろに批判しているところがポイントなんだが、わかりにくいんだろうな

投稿: | 2007年6月29日 (金) 03時48分

原作……漫画版の方を是非とも読んで欲しい。
キャラ作り込みとかもうちょっとしっかりしてるのよ、本当は。

投稿: hoge | 2007年6月29日 (金) 03時52分

最初のうちはわけも分からなくてこの先どうなるんだろう・・とか思ってみてたけど・・
キャラクターに全く共感できない。ジョンの言ってる事に同意。
最近じゃ早く死んで話の先を見せてくれって感じかな。

投稿: ff | 2007年6月29日 (金) 04時36分

>『ぼくらの』には『GANTZ』のようなセックス表現、暴力表現こそありませんが、同じような濃度の高い風刺性があります。

アニメ未見だが『ぼくらの』原作はセックス表現も暴力表現もてんこもりです。アニメはよほどマイルドなのか?

投稿: bata | 2007年6月29日 (金) 05時46分

今期なら、電脳コイル、ロミジュリ、大江戸ロケットが一押し。「ぼくらの」も面白いけど、アクが強い。

投稿: | 2007年6月29日 (金) 08時16分

>『ぼくらの』には『GANTZ』のようなセックス表現、暴力表現こそありませんが

えーー!
アニメは見て無いけど、チズ編とかどうなってんの?

投稿:   | 2007年6月29日 (金) 09時54分

johnって「人物が掘り下げられていない」
って批判をよく使うね。

最後まで見てなくても言っちゃうよね。

投稿: | 2007年6月29日 (金) 11時01分

>アニメは見て無いけど、チズ編とかどうなってんの?

売られるシーンなし捨てられるシーンなし掻っ切るシーンなし
原作のメッセージが伝わりにくい内容で
原作スキーならがっかりするかと

投稿:   | 2007年6月29日 (金) 11時04分

>最近じゃ早く死んで話の先を見せてくれって感じかな。

同意だね。でもまあ、最後まで観るつもりではいるし、自分ではそれなりに面白いと思ってる。毒にも薬にもならない作品よりかは、観た人の意見が分かれる作品の方がいいしな。

>各キャラの日常生活が回想やイラストの形で何度も描かれ、その自己愛的な生き様が伝わってくるのですが、その情緒面がしっかり描かれているのかというと極めて疑問です。

そんなに自己愛的だったかな……。そういうキャラもいたけど、基本的には普通の子の集団だと思うけど。John個人の視点だとそう感じるのか、文化的バックボーンの違いなのか。

投稿: | 2007年6月29日 (金) 12時23分

あの監督に、内面描写なんて出来る程の理解力は無い。

投稿:   | 2007年6月29日 (金) 13時04分

上の方で二度ほど「電脳コイル」のタイトルが出てきましたが、自分も今放映している中ではダントツで一番好き。
ただ、こういうのが大好きな人って、「ぼくらの」みたいなのは駄目とまでは言わないけど、今一つノレない話でしょうね。

投稿: さとー | 2007年6月29日 (金) 13時23分

原作の意を汲めないなら
売れないオリジナルでも監督してればいいのにな

投稿: (><) | 2007年6月29日 (金) 13時34分

エヴァは絶対にして唯一のネ申なので、「ぼくらの」がエヴァに及ばないことに同意します。比較するのも失礼ですよ。わかってますか。皆さん。

投稿: | 2007年6月29日 (金) 14時09分

OPとEDの歌だけは気に入った。後はどうでもいい

投稿: | 2007年6月29日 (金) 15時11分

GANTZと比較するのかよ。
エログロつってもああいう血肉臓物が乱れ飛ぶだけの視覚的グロとは真逆だろ。

投稿: | 2007年6月29日 (金) 15時58分

漫画家もアニメ監督も同じクリエーターだし
やはり違う人の作品をクリエーターである監督が
アニメにするのだから原作から解釈が離れてしまうのは
当然のことだと思う。
しかもテレビは残酷や性的表現に限度があるからね。

やっぱり鬼頭さんの作品は原作で読むのが一番だね。
それで、自分なりの答えを探せばいいのさ。

投稿: | 2007年6月29日 (金) 18時28分

感情移入ができないから駄作って考えはちょっと同意しかねる

それだけが創作物の全てとは思えない

とくに鬼頭漫画に至っては

投稿: meらの | 2007年6月29日 (金) 19時39分

というか何が一番ポストエヴァって言ったら
オープニングなのでは?

投稿: | 2007年6月29日 (金) 20時40分

ジョンってエヴァ好きだったんだね
あまり話題に出さないから嫌いなのかと思っていた

投稿: | 2007年6月29日 (金) 23時05分

上でも出てたけど、原作はアンチセカイ系的内容なんだよね。
アニメは反セカイ系とか社会とのつながりとかいいながら、むしろ原作よりもそれらが薄くなっているのがどうしようもない。
原作のこどもらは精一杯生きてる感じがする。

投稿: | 2007年6月29日 (金) 23時50分

共感や感情移入という言葉を勘違いしてる人がいるね。たとえば都市における原爆の爆発をアニメや漫画で描いても、そこにいる人間を描かなければ、人がいない砂漠の爆発と同じなんだよ。
爆発前に、そこに住んでる人の人間性を描けば原爆の爆発がどれだけひどいものか分かるだろ? 鬼頭という人はそういう意味の人間性を描けないんだよ。少なくとも他の漫画家よりは明らかに下手と断言できる。
「いや、俺はただの爆発が見たいんだ。砂漠でも良いんだ」と反論するなら、もう何も言うことはないけどな。

投稿: | 2007年6月29日 (金) 23時51分

アニメ版の薄っぺらさを看破したか
さすがjohn

投稿: | 2007年6月30日 (土) 00時12分

「ぼくらの」のどこがアンチセカイ系なんだ?
どう読んでもセカイ系に分類されると思うが

投稿: | 2007年6月30日 (土) 03時52分

原爆の悲惨さ?人の死の痛み?其を何で伝えなくてはいけないの?“人が死ぬのは悲しいことです“本当にそうか?という疑問から始まるのが鬼頭マンガなんだよ

投稿: | 2007年6月30日 (土) 05時32分

> 本当にそうかという疑問から始まるのが鬼頭マンガなんだよ

このエントリで一番納得したコメントだ。
つうかお前らヴァンデミエールの翼読め。あれか鬼頭の「移入」のし方なんだよ。

実写にならんかなー、ヴァンデミエール。フェチ過ぎて避けられるだろうけど。

投稿: | 2007年6月30日 (土) 07時58分

正直、毎回各々の事情を見せられてもカッタルイだけだしな。
そいつらがエンドクレジットから消えていっても別にたいして感慨もない。
それがこの作品の狙いなんだろうし、実際外国とかでその他大勢が死んでもそんなもんだろうしね。

投稿: | 2007年6月30日 (土) 13時06分

皆さん、この作者の登場人物に感情移入ができない
と言いますが、皆さんはこの登場人物のような
生き方をしてきたのですか?
父親が蒸発して長男だということで妹・弟の面倒を見て育った子供。
母親が売春婦。などなど。
この物語の登場人物のほとんどが、
まともな家庭環境ではないってのが、たぶん感情移入できない原因だと思う。

逆にすべての子供に感情移入できてしまったら
読者の気が持たないし、また矛盾も生じてしまう。

僕の話になるけど、家庭環境が悪化した家庭で育った人間は
あまり豊かな感情は持つことができない。
と思っています。だからこの作品を読んで
そう違和感は感じませんでした。

最後にですが、やはり鬼頭さんは原作のほうが
読みやすいです。アニメ版は別物と考えてみたほうがいいですね。

投稿: | 2007年6月30日 (土) 17時43分

番組も原作も未見ですので今回の訳は
いまひとつ自信がなかったのですが
真剣に読んでくださった皆さんに感謝します。

今回のエントリもあちこちでリンクされていますが、
その一つをたぐっていったら
森田監督そのひとのブログにたどり着きました。
訳を掲載するときに予想はしていましたが、
どなたかあそこのコメント欄にここのURLを貼っていたのです。

あそこで森田さんの問題発言があって
コメント欄が爆発していました。
えらいことになっていたのですね。

投稿: CC | 2007年6月30日 (土) 18時18分

原作と比較して薄くなってるのは仕方ないとして。

それでも、この作品で2回泣いた私の立場は?

投稿: | 2007年7月 1日 (日) 08時46分

ジョンきっと原作読んでねーんだろうなぁ
自分の見えるものだけで全てを判断するってのが
如何にもオタクらしくて嫌というか面白いというか

投稿: | 2007年7月 1日 (日) 20時34分

>僕の話になるけど、家庭環境が悪化した家庭で育った人間は
あまり豊かな感情は持つことができない。
と思っています。だからこの作品を読んで
そう違和感は感じませんでした。

人間と言う生物は唯一想像によって他人に対して共感やら反発をする生物です。なので、この作品に共感出来ないと感じた人が、体験していないから反発している訳でもないでしょうし、共感している人がいても作品と同じ境遇などと言う人はそうはいないでしょう。
何れ貴方も、もう少し年齢を重ねれば解ると思います。後、あまり自分はこう言う人間だと決め付けない方が良いですよ。

投稿: | 2007年7月 1日 (日) 22時35分

キャラが淡白なのは原作者の作風としか言い様がないね

投稿: | 2007年7月 1日 (日) 23時12分

GONZOは相変わらず原作レイプ魔なのか
切ってて良かったと言うべきか

投稿: | 2007年7月 2日 (月) 00時53分

>johnって「人物が掘り下げられていない」って批判をよく使うね。最後まで見てなくても言っちゃうよね。

>ジョンきっと原作読んでねーんだろうなぁ 自分の見えるものだけで全てを判断するってのが如何にもオタクらしくて嫌というか面白いというか


wwwwwwww。それが、ジョンクオリティ。


投稿:   | 2007年7月 2日 (月) 09時24分

>人間と言う生物は唯一想像によって他人に対して共感やら反発をする生物です。なので、この作品に共感出来ないと感じた人が、~

言わんとしてる事はわかるけど、似た境遇の人間が違和感感じないって言ってんだから、無理に一般論に持ってく必要ないだろ。それに所詮想像は想像なのでね。

ただ、自分は豊かな感情は持つことができないと決め付ける必要が無い事は同感。

投稿:   | 2007年7月 2日 (月) 09時28分

>ジョンきっと原作読んでねーんだろうなぁ

批判しているのはあくまでアニメ版であって、
原作関係ないでしょ。

他の作品でも言えることだけど、原作と別メディア版は別物。
アニメ版を批判されたら原作を批判されたと勘違いして反応する人とか、
アニメ版を見ただけで原作を批判する人は基本がなってないよ。

投稿: | 2007年7月 8日 (日) 01時26分

アニメが糞なのをジョンはよく見抜いた。
自分はアブラノがでてくるまでは面白いと思っていました。

投稿: | 2007年9月 7日 (金) 07時17分

 アニメは漫画版を解毒しようとして、毒にも薬にもならなかった感はある.つまり原作は有害。
 コエムシって何者? GANTZのやつらは自分で考えて生き残るために動いてるけど、ぼくらのは命令受けてるだけ.
 殺されるためだけに出てきた奴に感情移入は、しづらい。

投稿: ねぎだけで十分 | 2007年9月17日 (月) 11時46分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/183441/15585105

この記事へのトラックバック一覧です: 今、日本で放映中の『ぼくらの』はポスト・エヴァンゲリオンだという噂ですが:

» 「ぼくらの」【2】 [グーグーパンダの語る人生の目的]
この前「ぼくらの」という漫画(アニメ化、小説化もされている)に ついての記事を書きました。コチラ          (小説の2巻目ももう発売されましたね☆) 簡単にストーリをいうと、    戦闘に負けたり、決着がつかないうちに48時間の制限時間が過ぎると、  地球が消滅してしまう。  戦闘するパイロットは15人の子ども(13歳)たち。    子どもたちには、   世界を守って死ぬか、   全人類とともに死ぬ  という二つの選択肢しか与えられない。 「敵」の正体は、子供たちと同じ... [続きを読む]

受信: 2007年7月21日 (土) 07時14分

« いいかげんにハーレムANIMEは絶滅してくれませんか | トップページ | 米国から出資して『ドラゴンボール』や『犬夜叉』のANIMEの続きを作ってもらうのは可能ですか »