『シンプソンズ』のような番組がANIMEにないのはなぜ
質問
日本では『ファミリー・ガイ』『サウス・パーク』『シンプソンズ』『ルーニー・テューンズ』のような番組をANIMEでは作れないのですか。ANIMEはどうしていつもシリアスなのですか。ドラマ性に頼らないでギャグ一本の作品を作れないのですか。
回答
『ファミリー・ガイ』『サウス・パーク』『シンプソンズ』等のアメリカン・カートゥーンは米国人スタッフの手による、米国内の視聴者の口に合うように作られた番組です。理屈で言えば、アメリカン・ポップ・カルチャーに沿った番組を日本のANIMEスタジオが作れないとしても当たり前です。日本人の目に基づいて作品を作っており、日本の視聴者の口に馴染むように作品は組み立てられています。
『ファミリー・ガイ』『サウス・パーク』『シンプソンズ』『ルーニィ・トゥーンズ』(訳注)らは米国文化をおちょくるのを売りにした、ご陽気ノリの一話完結ものです。実際、こうした風刺性に強くこだわったANIME番組は日本にもあります。しかし、こうした類のANIMEは日本の家族を題材にした非常に日本的価値観それに日本文化に根ざす内容なので、米国には輸入されることは滅多にありません。ほとんどの米国人にはなじみがなくても当然なのです。
『サザエさん』『ちびまる子ちゃん』『あたしンち』『ののちゃん』『クレヨンしんちゃん』等は、日本人の日常をユーモラスにおちょくるのを長きに渡って売りにした人気コメディANIMEの筆頭です。『ファミリー・ガイ』や『シンプソンズ』と同じく、『サザエさん』や『クレしん』の登場人物や一家は決して変化しません。皆がずっと同じ歳のまま、そして劇中の出来事がその後の話の展開を変えていくことはあまりありません。
『サザエさん』『ちびまる子ちゃん』『あたしンち』等では日本の普通で平凡な日常生活が描かれますが、しかしそれゆえに外国人が観てもそんなに面白くはないわけです。日本人でないと分かりにくいコメディでは米国人の大半にはお手上げです。家では靴を脱ぐことや、日本での料理の仕方、スーパーの期間限定バーゲンセール、入浴、その他いろいろな日本の生活風習について細かく知っている米国人は稀です。米国のANIME者は日本の家族コメディにはあまり興味を示しません。話がゆっくりであまり盛り上がらないのです。『サザエさん』『あたしンち』のような番組は今風ではないし、地味で動きも少ないので、わが国のANIMEファンの中心層には興味をもたれません。
質問で問いかけられている類のANIMEは存在します、ただ、結果として米国では知られていないのです。
Why Aren't There Anime Similar To American Cartoon Sitcoms?
訳注 『ファミリー・ガイ』はGyaOで視聴できる。
『サウス・パーク』と『シンプソンズ』は説明不要だろう。『ルーニー・テューンズ』も見覚えがある方は多いのではないか。
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『シンプソンズ』のような番組がANIMEにないのはなぜ(Ask Joh ふぁんくらぶ) 『サウス・パーク』『シンプソンズ』と『サザエさん』『ちびまる子ちゃん』の比較はどうでしょうかね。アメリカのテレビアニメは幼児向けか『シンプソンズ』のような過激なアニメの両極端で...... [続きを読む]
受信: 2006年12月14日 (木) 20時47分
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コメント
シンプソンズは日本人がみても面白かったよ
アメリカのホームドラマとかアニメってユーモアのセンスがあって好き。
投稿 DDT | 2006年12月13日 (水) 12時17分
私は逆にダメです。アメリカンなアニメーションは肌に合いません。
スヌーピーは好きですが、ディズニーで限度です。
向こうではスポンジボブのようなものにどうして人気があるのか理解できませんし…。やっぱりお国柄なんでしょうか。
投稿 ゆき | 2006年12月13日 (水) 12時48分
自分もシンプソンズ等のアメリカン・カートゥーンは駄目だなぁ・・・・・・
何が面白いんだかさっぱり分からない。
でも、子供の頃「トムとジェリー」は好きだったな。
投稿 | 2006年12月13日 (水) 13時42分
Johnの回答は、今回もポイントおさえてよくまとまってるね。
ただクレヨンしんちゃんが、アジア・ヨーロッパでは受け容れられてるのを見ると、むしろアメリカの側に何か特殊事情があるようにも思える。排他性とか、ほのぼのした日常を楽しむ文化の不在とか。
世界中で、不二子藤雄や世界名作劇場に馴染みがないのもアメリカのアニメファンだけでしょ。
投稿 山口県 | 2006年12月13日 (水) 14時07分
サウスパークは駄目だった。
アメリカ人のジョークには毒が有りすぎだろww
投稿 h | 2006年12月13日 (水) 14時15分
ルーニー・テューンズは子供の頃大好きだったなあ……
富山敬さんのバックス・バニーはもう2度と見られないと思うと……
。・゚・(ノД`)・゚・。
投稿 | 2006年12月13日 (水) 14時21分
シンプソンズは面白いW
でも、日本で言うと
サザエさんより
あずまんが大王のような気がする
投稿 dvdd | 2006年12月13日 (水) 14時28分
他は知らんがサウスパークのようなアニメは日本では無理。
クリエーターがいても、それを受け入れる土壌が日本にはない。
投稿 | 2006年12月13日 (水) 14時43分
サウスパーク見たことあるけどホントにくだらなかった。
一人よく死ぬ子がいるけど、本来あそこが笑う所なんだろな。。。
投稿 | 2006年12月13日 (水) 15時22分
アニメーションじゃないけど、アルフ好きだったな。
投稿 | 2006年12月13日 (水) 15時58分
ワタナベシンイチが割合人気あるのも、彼の作風が向こうの文化に近いからなのかも知れませんね。
投稿 | 2006年12月13日 (水) 16時46分
サウスパークとかシンプソンズ見た事ないんだよね
でも評判だけ見てるとサザエさんやしんちゃんというより
浦安鉄筋家族とかGAとかのほうが近いんじゃないだろうか
投稿 | 2006年12月13日 (水) 16時53分
サウスパーク映画版はすばらしく面白かった。
Youtubeでギャグマンガ日和のファンサブ見つけたときはなんだか意表をつかれたな。
あと、「おるすばんえびちゅ」って海外で妙に人気があるんじゃなかったっけ。
投稿 | 2006年12月13日 (水) 17時01分
サザエさんにも忍者を出せば受けるんじゃね
投稿 ココス | 2006年12月13日 (水) 18時29分
シリアスばかりに見えるってのも
どんだけ偏った傾向で入って行ってるかを表しててスゴイね
日本で作られる内その何倍かがギャグオンリーなんだが
投稿 | 2006年12月13日 (水) 18時31分
ギャグ漫画日和見れ>じょん
投稿 | 2006年12月13日 (水) 19時13分
ファミリー物で向こうみたいな
暴力的でブラック寄りなのでは「あさりちゃん」が該当しそうだが
投稿 | 2006年12月13日 (水) 19時31分
シンプソンズは面白いね。吹き替え版しか見てないし、そっちしか理解できないわけだけど十分面白かった。
どういう風にやったんだか、きっとアメリカ人にしかわからないようなネタなんかも相当あるだろうにうまい事やって日本人でもわかるように仕上がってるしね。
非英語圏っていうのは長年の蓄積で吹き替えに関する技術がかなり高いのかもね。逆に言えば英語圏にはそれが相対的に低いと・・・ アニメにもそういう影響があるのかもしれない
投稿 d | 2006年12月13日 (水) 19時39分
サウスパーク、逆に私は大好きでしたよ。
WOWOWでやってた時、欠かさず見てました(*゚∀゚)
再放送して欲しいな。また見たい!
投稿 N | 2006年12月13日 (水) 20時39分
「シンプソンズ」は面白いです。
が、毎日(あるいは毎週)観たいとまでは思いません。
キャラに魅力が感じられないと、話が面白くても今一つ観る気にならないというのは、アニメやマンガに慣れ過ぎている(あるいは毒されている?)せいかも知れません。
投稿 さとー | 2006年12月13日 (水) 21時18分
アメリカで受けるアニメって暴力とかニンジャばっかだけど、ヨーロッパや南米、アジアじゃ日常ギャグとか子供向けとか、Johnのいう「外国人が観てもそんなに面白くない」アニメが結構放映されて人気もあるよね
アメリカ人ってエンターテイメントの本場という意識でもあるのか、結構閉鎖的な印象がある
投稿 | 2006年12月13日 (水) 22時01分
サザエさんって今はあんなんだけど初期の4コマ漫画見るとかなりブラックだよね。
投稿 | 2006年12月13日 (水) 23時24分
これはアジアヨーロッパアメリカの文化の問題というより、
日本製アニメのファン層の問題だと思うが。
アジアやヨーロッパは一般の子供のファンが多いけど、
アメリカは高年齢のマニアが多いからじゃないのか。
投稿 | 2006年12月14日 (木) 00時14分
仏製だけど、オギーアンドざコックローチは大好き
米アニメはシンプソンとかシャザーンとか好きだけどな。サウスパークはなぜか無理だった。
投稿 | 2006年12月14日 (木) 03時00分
日本の映画ファンの中でも
「アメリカ映画って、ハラハラドキドキの
エンターテイメントモノばかりで、
北欧映画みたいな日常を切り取る抒情的な作品は皆無じゃね」と
のたまう輩もいること(実際は輸入されにくいだけ)だし、
自分の目に映るものがすべてと思い込んでしまう
アニメファンの気持ちも分からなくもない
投稿 ww | 2006年12月14日 (木) 03時40分
ほんの最近でもあずまんがとかスクールランブル
とか上質のコメディなんていくらでもあるじゃないか。
質問者が無知すぎる。どうせシリアス系のアニメしか
知らないだけだろ。アニメ=シリアスものだけ?馬鹿
じゃねえの?
(原文だと based on reality なんです。直訳すれば「リアル指向」なのですが、この質問者はもっと別のことを言いたかったのかな、と思ってシリアスと訳してあります。
『トムとジェリー』なんて典型ですけど、猟銃で体を蜂の巣にされたのにトムが平気で立っていて、ひしゃくで水を飲むと下半身から水がだーっと漏れるというギャグ、ありますよね。ああいうのがANIMEにないのはなんでだ、と訊きたかったのではないかと思います。- CC)
投稿 | 2006年12月14日 (木) 03時54分
今のうちに言っておくと、
「ザ・ワールド・オブ・ゴールデンエッグス」
はバリバリの日本製アニメですよー
投稿 ノリ | 2006年12月14日 (木) 03時57分
ギャグアニメの本数は増えても減ってもいないけど
糞PTAのお陰で以前ほどの勢いは無いよね。
ともだちんこみたいな流行語がこの先出るかどうか。
投稿 | 2006年12月14日 (木) 06時50分
大地監督の「げろたん」だったっけ?なんかそういうの。あと、「すごいよ!マサルさん」とか。日本人でも作ろうと思えば作れるんですよ、実際。それから「ぱにぽに」なんかはどうなんだろう。
アメリカのジャパニメーションファンはかわいそうだね。こういうの観れずにこんな質問しちゃってさ。
投稿 ピッポ | 2006年12月14日 (木) 07時08分
マサルさんやぱにぽにはちょっと違う気がする。
トムとジェリーに相当するのは、はれぶたじゃね?
でも確かあれは北米でもやってた気がするが。
投稿 | 2006年12月14日 (木) 09時40分
バカボンとかハクション大魔王は出てこないのね。
>ああいうのがANIMEにないのはなんでだ、と
手塚治虫氏の「おんぼろフィルム」がアメリカ的なアニメを
意識して作られたように思うんですけど、
なんか見てて寒かったす。
(え~名作ですよ~あれ。
それから『バカボン』『大魔王』でもUSA人にはウェットすぎると思います。 - CC)
投稿 ひろりん | 2006年12月14日 (木) 10時39分
バカボン(平成版以外)は俺も言おうと思った。
確かに首を切ったり、拳銃で撃ち抜いたりはないけどさ、パパとバカボンがハジメちゃんを取り合って包丁持って喧嘩するんだけど、その包丁が眠ってるハジメちゃんの枕元に突き刺さったりする。
子供の頃見たけどメチャクチャ面白かったなあ。
あと「奇面組」「燃えるお兄さん」「マイメロ」はどう?サウスパークがOKで北斗の拳が駄目って、北斗の拳もギャグとして受け止めてくれれば良かったのに。
(どれもウェット過ぎるので相手にされないと思います。 - CC)
投稿 | 2006年12月14日 (木) 12時09分
この質問は大衆向け1話完結ドタバタコメディの存在についてであって、
それがアメリカでは比較的ドライ、日本ではウェットなのは別の問題。
(甘い - CC)
投稿 | 2006年12月14日 (木) 13時20分
アメリカ人って基本的に差別意識が高いから
サウスパークやシンプソンズは
非白人が観たらかなりどぎつい内容なのが多い。
日本人や中国人をかなりおちょくってる内容もある。
つまり、アメ人の深層心理では差別を笑うって事だね。
そういう意識は日本人には無いから
そういう番組は無いのは当たり前。
というか、この質問した奴は相当の無知だな。
まあ、ガキなんだろうけど。
でも、ジョン様が「あたしんち」とか
知ってるのに少し驚き。
投稿 | 2006年12月14日 (木) 17時57分
というか「ちびまる子ちゃん」や
「サザエさん」
「クレヨンしんちゃん」が
ファミリー向けの
下らない作品と言う時点で爆笑だよ。
あれはちゃんと観ると味わいがある名作だよ。
今の、下らない糞みたいな
萌えアニメと比べたら全然違う。
「ちびまるこちゃん」なんか
昔のさくらももこ絵の時の話なんか
今観ても笑えるし感動できるぞ?
投稿 | 2006年12月14日 (木) 18時05分
そういう”ドライ”/"ウェット"って単純に分けちゃうと、日本じゃ「観客が引く」から、そういうのは商業ベースでは作られない。で結論出ちゃうような。カリカルチャライズ作ったバカにバカな事やらせて”外”から「こいつらバカでーwww」ってただ嗤うてのはちょっとね。
漫画のバカボンやダメおやじ(初期)とかが近いかなぁ。まことちゃんでも”ウェット”に分類されそうだし。
(そのとおり!日本のキャラってギャグものでも人格や内面を備えていて、トムジェリのような乾いた笑いが本質的に作れないんです - CC)
逆にジョンに聞くとするとね、『アメリカ人ってのは「ワイリーコヨーテ」や「シルベスター」、「トム」なんかの姿を観ててだんだん辛くなってこないのか?それは”なぜ”なのですか?』ってことなんよ。
(これも日本人的な発想ですねー。あるアニメ制作関係者からうかがった話が参考になるかも。
フランスのアニメーション・スタジオが作った作品を日本に輸出する計画が持ち上がって、日本側からも企画に参加しました。この作品、必死に逃げ回る小鳥に向かって悪役が弓矢を放ちまくるという場面があって、ここに日本側がクレームをつけました。「残酷すぎる!」 それが日本人の感性だと制作チームは受け止めましたが、あいだにはいったフランス側放送局の人間が怒りだしたとか。「なんでこれが残酷なんだ。日本のアニメなんて血が平気で流れるじゃないか!」
どっちが正しいのかという問題ではありません。感性がそれぞれ違っている故のトラブルとしか言いようがありません。ここんとこを理解しないと、いつまでたっても水掛け論です。 - CC)
投稿 んー | 2006年12月14日 (木) 21時15分
「ポピーザパフォーマー」はどうなんでしょ?
投稿 | 2006年12月14日 (木) 23時17分
最近、なぜ○○のような作品は日本にはないのですか?
という質問が多いな。
外国人が知らないだけで、
アニメはほとんどすべてのジャンルが網羅されている
と思うよ。(そうでしょうか。例えば大人向けのブラックユーモアとなるとANIMEには皆無です。『シンプソンズ』のことをUSAの『ちびまる子』と紹介する人が今でもいますが、あれはむしろ『笑ウせえるすまん』寄りの番組なのです。 - CC)
外国人は1000を超えるアニメのうちどれだけ
見て言っているのかな?
投稿 | 2006年12月15日 (金) 04時36分
日米どちらにしても結局かたよった情報のみでの判断になっちゃうものですね。
アメリカでも時事ネタやブラックな笑いではなく、「普通の日常」を描いた「ウィークエンダー」とか「ジンジャーの青春日記」などいっぱいありますよ。
(時事ネタやブラックな笑い「しか」アメリカン・アニメーションにはない、とは誰も言っていないと思うのですが、どうでしょ。『ジンジャー』が普通の日常ものと呼べるかどうかは微妙ですし。 - CC)
投稿 linx | 2006年12月15日 (金) 14時12分
日本とフランスの感性の違いのコメント大変興味深かったです。
少し前の方もおっしゃられてますが「ボビーザパフォーマー」、「ガラクタ通りのステイン(多分こんなタイトルだったと思います)」はどうでしょうか?CCさんはご覧になられたことはありますか?いい線いってると思いますよ。
(『ステイン』は知っているのですが・・・ 『ボビー』は初耳です。 - CC)
投稿 | 2006年12月15日 (金) 19時46分